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【逃しませんよ、センパイ】 7章あとがき


 ――――“ご褒美”にまつわる思い出はありますか?

 自分語り失礼します。

 自分の中でかなり印象的な、ご褒美の思い出と言うと小学生の頃に遡ります。
 ……まぁ、賞を取ったとか、習い事の大会で優勝したとか。そんな大層なものではなく、単にテストで1学年の間で90点以上を維持し続けただけです(笑
 拙作でも何度かちょこっと触れたことありますが、小学校のテストは教材の付録。中学、高校、大学やその他の教育機関に比べたら、難易度は低いので特別難しいものではありません。
 中学以降は学力が悲惨になることなど露知らず、当時の自分は勉強を頑張ったご褒美として、近くの大型ショッピングセンターのフードコートで好きな物を食べさせてもらいました。
 有名なお店でもなければ特別味が評判でもない、たこ焼きと焼きそばのセット。
 田舎の中小企業が経営するショッピングセンター故、最近になって取り壊されちゃいましたが、その結末も含めて、思い出としては結構強く残っています。

 自分語り失礼しました。

【ここからホントのあとがき】

 と言った感じで、総話数が3桁に達し、ついにこの時が来たか! と大きな転換期となった“7歩目”をお読みいただきありがとうございます。
 冒頭で本章のテーマは“ご褒美”みたいな雰囲気から始めましたが……はい、ぶっちゃけほぼ関係ないです(笑
 一応、章の最初のお話(通称:追憶編)にはエピソードタイトル通り、関係あるんですけどねー。
 さて、今回はついに最終回を迎えたと言うこともあって、いつもより長めのあとがきになる予定なので、サクッと本編行きましょう!

【ジャスト100話にてハッピーエンド】

 エピソードタイトルに毎回載せているように、丁度100話で桃真君と麻衣ちゃんの想いが通じ合って完結。
 まるで示し合わせたかのように、切りの良い終わり方ですね。
 まさか始めからこうなるように仕組んでいたのか……?
 ええそうですとも! 第1話から100話までの各エピソードをどのようにするか予め構想していたので、100話にてこうなることは既定路線だったのですなんて言えれば格好良かったのですが違います。完全にノリの勢いとテンションでここまできました。

 でもまぁ、一応頭になかったわけではないんですよ。
 拙作を書き始めた初期段階だと、ここまで来るのが70話前後の予定。ならラッキー7と言うことで、77話で締めちゃおっかなんて事も考えておりました。
 しかし50話に到達したあたりで「おっとー……? この進み具合だと100話締め狙えちゃう?」と、軌道修正をした次第です。
 そうは言っても、1章丸々増やしたり削ったりはしておらず、精々7章の話数をちょっと調整しただけで、何も考えずに書き進めてもニアピンくらいの話数にはなったんじゃないかなぁと。

【セルフオマージュ多め】

 今章ですが、シリーズ全体としての1つの区切りと言うこともあって、最初のお話(1章2章)と似たようなエピソードを多めに書いていました。いわゆる原点回帰とでもいうのかな。
 ただ1章2章と明確に違うのは“桃真君が持つ麻衣ちゃんへの認識”。ただの後輩から1人の女の子として見るようになったため、今章の桃真君は今までより精神年齢低めの態度やモノローグを意識していました。
 桃真君の反応を比較して楽しんで頂けた旨のコメント頂けて、嬉しかったです!

【卯月さん、チョロい】

 唐突ですが、拙作を読んで頂いた皆様に質問です。
 この作品、“ヒロインが2人いる”ことにお気付きですか?
 は? 何言ってんだこの駄文書き。頭湧いてんのか? ヒロインは卯月麻衣ちゃんだけだろ、と思った方……正解です!
 この作品のヒロインは麻衣ちゃんです。
 ……ただこの作品。麻衣ちゃんが2人(厳密に言えば3人)登場してるんですよね。

 1人は最も登場回数の多い麻衣ちゃん。
 亜麻色の髪が特徴的な、出る所は引っ込む所は引っ込んだ人懐っこい大学生!

 ここまでヒントを出せば察して頂けるはず。

 2人目は追憶編に出てくる高校1年生の卯月さん。
 髪は長い上に染めてない黒。セーラー服で身体のラインは出てないけど、手足を見ただけでわかるほど華奢な、感情に乏しくクールというより、ただただ地味な子ですね。

 で、オマケの3人目は登場回数、100話中まさかの1話! 第1話に登場した高校2年生、生徒会長の卯月! 高校入学から色々あって変化を遂げた The・模範的生徒。

 おそらく更に細分化すると第4、第5の麻衣ちゃんが現れると思いますが……今回の主体は2人目の高1卯月さんについて!

 今回、7歩目の追憶編で卯月さんの桃真君の呼び方が変わりましたね。呼称が変わるということは、相手に対する想いや距離感も変わるというモノ……。今回は麻衣ちゃんにとっては円団でしたが卯月さんにとってはある意味始まりだったという。

 ぶっちゃけると卯月さんの心変わりはもっと先にする予定だったんですけど、この子意外とちょろい……。いや桃真君が特攻持ちだったのか。

 あとオマケのオマケに卯月ちゃんについてちょこっと裏話を。
 自分もコメントを頂くまで全く気付いて無かったんですけど、『大人しかった高校の後輩がイメチェンして同じ大学に通いながら揶揄ってくる』って……某SUGOIDEKAIのTシャツで有名な作品とネタもろ被りじゃん!?
 ええ、はい。もちろん存じ上げておりますとも。その上で言わせて頂きます。

 ――――完全に不可抗力です。

 上記でも言ってますけど、マジで言われてから「あ……」ってリアルに声出ました(笑
 いやいやいや、それは見苦しいぞ。ヒロインの苗字なんて1文字変えてるだけじゃん。これも偶然なんです!(自分で言ってて嘘臭すぎる)。
 けどホントなんですよね。
 特に作品内で公にするつもりのなかった設定をお話ししますと……。

 本シリーズを描く前の構想途中で、「主人公とヒロインを名前で関連付けないなぁ」とぼんやり考えながらストーリーを考えてて「酔った主人公からヒロインが好きだと言われるストーリーを書きたい!」(本作の3章に当たるお話)。
 けど1章2章の作品内時間が4月である以上、時系列的に大学2年生の主人公がお酒を飲める歳にするには、“遅生まれ”にしなくちゃいけない。
 つまり4月。それも早ければ早い方が良い。
「そう言えば4月って陰暦でなんでいうんだろう? …………これだ」
 そんなわけでして、卯月ちゃんの苗字の由来は桃真君の誕生月でしたー!


【今後について……】

 さて、改めて拙作『逃がしませんよ、センパイ』は如何だったでしょうか?
 楽しく読んでもらえたかなぁ。誤字脱字酷すぎだろとか思われたかな(報告だけでなく修正案もコメントしてくれる方が多くて非常に助かりました)。
 時間はかかっちゃったけど、エタルことなくここまで書けたことで読んでくれたり評価やフォロー、ギフトを贈ってくれた方に最低限の誠意を示すことはできたのだろうか……。

 100話投稿後時点で作品フォロー数は1600超、評価600越え、総PV数は12万を超えるという想像以上の多くの方々に楽しんでもらえて感無量です。
 
 ようやく結ばれた桃真君と麻衣ちゃんがこれから、どんな甘い大学生活を送ることになるかは皆様のご想像にお任せしま——―――せん!

 しません! 
 何故なら、自分がまだ書くので。

「…………」

 いや完結済み設定にしてんじゃんって? 外します(笑
 だってまだ書き足りないですから!

 振り返ってみるとこの作品、ラブコメの癖に季節系のイベントほぼやってないんですよ?
 強いて挙げるならゴールデンウィークと梅雨くらいですけど、それ以外は全くのノータッチ。そう、全ては桃真君と麻衣ちゃんが付き合いだしてからのお話に使うため!

 ちなみに新シリーズとしではなく、現状のシリーズで続けるのは理由がありまして、『シンプルに新シリーズは読んで下さる方が減る』からです!
 小説に限らずアニメや映画、ドラマ、ゲームなんかでもナンバリング在るものを途中から読み進めるってマイノリティでしょうからね。なら多少話数が多くて新規さんが突起辛くとも現状のシリーズで続行した方が良いと判断したため!

 なら尚さら『完結済み』した意味ないじゃん! というのも、ちゃんと考えてのことではあります。
 これはネット小説の特徴とカクヨムさんの仕様に基づく、いわば『戦略的完結』でして……。

 まずネット小説の特徴の1つに『いつ更新が止まるかわからない』。
 カクヨムや他の投稿サイト、なんなら小説以外のコンテンツに限らず、素人が趣味の延長線上で創作、投稿いしているため『飽きたらエタる』って可能性が無きにしも非ず。
 だからこそ毎日投稿することで読者様に継続して読んでもらう書き手が多いのですが……。
 
 だからこそネット小説は気になる作品をキリの良いところまで読んで、作者や作品をフォロー。完結したら一気見する、という方も少なくないらしいですね。
 この傾向を利用された、完結後に評価やPVが伸びるのが『完結ブースト』なるものだとか。

 またカクヨムの仕様で、自分もフォロワーさんに教えて頂くまで知らなかったのですが……『フォローした作品は最新話まで読んでないと、更新通知が来ない!』
 ……これ積読派の傾向に拍車掛けてますよね。
 拙作を例に出しても90話越えてフォローしてくれた方ならまだしも、2〜3章辺りでフォローしてくれた方の何割かは投稿期間空いた時に忘れちゃってるでしょうから……。

 ただしカクヨムさん、まだ捨てたもんじゃない。
 “シリーズ完結の通知”は全フォロワー様に届くんです!
 つまり今回の完結は拙作をフォローはしたが、完結するかもわからない作品を読む気になれない、積読派の皆様への勝鬨。100話で30万文字前後ありますが、安心して読んでください!


【最後に】

 そんな感じで大団円っぽく締めた拙作“逃しませんよ、センパイ”ですが、まだまだ続きます。続けます!
 (1、2歩目のあと書きで「もうちょっと続くじゃ」とか言いましたが、元ネタは10年単位のコンテンツになってますしね……)

 101話の投稿は遅くとも2月中にしますので、少しの間お待ち下さい。
 ちょろっとお漏らしすると、既に作品の根幹に関わるレベルの伏線を張ってたり……。

 最初っからヒロインの好感度MAXの癖に、くっ付くまで100話掛かったラブコメはお終い! ここからは甘さのギアを1つ上げたラブコメへ!

 大学生のくせに桃真君も麻衣ちゃんも恋愛面に関してはど素人。まだキスもしてないしチューもしてない、チッスも接吻も終えてない初心なカップルがどんな風にイチャイチャしていくのか、楽しんで頂ければ幸いです。


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