――――皆さんは高校、大学の進学をどう選びましたか?
自分語り失礼します。
私は中学時代、今以上に世間知らずということもあり、高校は親の意向で隣町にある、地元の高校より少しレベルの高い高校に入学しました。
私としても中学の頃は「そこそこ勉強できるし?」とタカを括り入ったのが運の尽き。
いやぁ……キツイ(笑
全くできなかった訳ではありませんでしたが、所詮は井の中の蛙。
しかも高校の教師から聞いた話では、【私が入った学科は、受験という名の正攻法で良い大学に行く人が多く、その評価の良さから様々な大学から推薦入学枠を貰っている】のだとか。
もっと早く知っておきたかったなぁ。
推薦枠は学科ではなく、学年単位での椅子取りゲーム。私のいた学科より授業レベルが易しい普通科の生徒が、限られた椅子を持って行くのがウチの高校の内部的校風でした。
幸いにも現役で通常の受験で、良過ぎず悪過ぎずの希望した大学に入れましたが、普通科に入ってたらもっと別の道があったのかなぁ……と、思ったり。
自分語り失礼しました。
“ここからホントのあとがき”
とまぁ、自分の経験を僅かながらエッセンスとして加えた拙作をお読みいただき、ありがとうございます。
このあとがきでは、自分がここまで拙作を書いてみた所感と、読んで頂いた方が疑問に思ってそうな点(質問は来てませんが)をざっくりとお話していこうと思います!
※若干のネタバレがあります。
【なんで今さらあとがき?】
各章ごとにあとがき出すならわかるけど、何故2章を書いてからの、あとがきなのか? シンプルに第1章が短すぎたってのもありますが……元々は第1章と2章で区切るつもりがありませんでした!
でもお話のテーマを考えた時、プロローグから第3話までが既存エピソード分のプロローグに該当する、と考えたための1章、2章の分割です。
というわけで1章と2章セットでのあとがきとなります。
【ヒロインのキャラ性の齟齬】
続きまして、拙作のヒロイン“卯月麻衣”に関係するお話です!
これまで嬉しいことに、様々な読者様からコメントやレビューを頂いてる中、「おや?」と思うことがありまして……。
それが――――“卯月ちゃんヤンデレヒロイン疑惑!”
まぁこれについては十中八九、自分の作品タイトル付けが生んだ問題ですね(笑
結論を言いますと……卯月ちゃん、“ヤンデレではありません!”
たしかにちょっと愛というか、好意が大き過ぎるきらいはありますが……。
卯月ちゃん視点だと、主人公である天沢君に好きになって貰うため、必死に努力して完璧で究極のヒロインになった。故にもう自分を嫌いになる、また自分の好意から逃げられませんよ? という感じ。
全てを正攻法&努力による力技で捻じ伏せてきた、いわば“覇王系ヒロイン”といったイメージです。
作中ではまだ語られてないとこもありますが、ほとんどのスキルが主人公特攻にチューニングされており、また性格も主人公が嫌悪感を抱かないレベルの線引きができている。(やっぱこれ潜在的ヤンデレとかなんじゃ……)。
まぁ長期的な策を弄しているようで、案外その場その場の、行き当たりばったりで考えてる愛嬌もあります(笑
もっと早くコメントなどの返信で訂正させて頂くことも考えていましたが、「それってある種のネタバレでは?」という迷いもあった為、本あとがきまで控えさせて頂きました。
【最後の締め方、セリフ違くない?】
これ、割と思ってる読者様多いと思ってます。
第18話ラストで卯月ちゃんが言ったセリフ「覚悟してくださいね、センパイ」。
いや……ここはタイトル回収で「逃がしませんよ」だろ!
うんもっともな意見、正論正当正確にして正鵠を射た、もはや真理と言っても過言ではない。
でもねぇ……個人的にタイトル回収って、作品の本当の終わりの時に使われるものだと思っておりましてね。何が言いたいかというと……。
――――もうちょっと続くんじゃ(某有名少年マンガ風)
実はこの1章2章(約6万文字)が、物語全体のプロローグ的な感じでして。
もうプロローグのマトリョーシカみたいになってますが……。
もう少し拙作の更新を続けていきたい所存であります。
【最後に】
自分としては、各話毎の盛り上がりを必要とされるネット小説で、想像以上の方の目にとめて頂けて恐悦至極の限り。
これからも遅々とした更新頻度ではありますが、これからも暇つぶし程度に拙作をお読み頂けると幸いです。