先日もお知らせいたしましたが、『半実話あやし奇譚』が本になります(書籍版は『5分で読書/思いもよらない奇妙な体験』です)。そこで追加のお知らせになるのですが、もしご購入いただくことがあったさいに、勘違いがあったら困りますので、念のためにここでお伝えしておきます。
書籍になるのは『半実話あやし奇譚』の全話ではなく、厳選(?)した13話のみが書籍になります。その13話に、カクヨム版にはなかったあやしい語り部が出てきて、お話を進めていく形です。
語り部は編集さんからいただいた企画なのですが、こうやると書籍化レベルになるのね、というのがよくわかります。カクヨム版の『半実話あやし奇譚』のままでは、まとまりがないというかなんというか――。とにかく、書籍になるようなレベルではなかったと思います。
それはさておき、全話書籍化ではないともっと早くにお伝えすべきだったのかもしれませんが、販売前にどのくらいの情報をだしていいのかよくわからなかったんですよね。でも、KADOKAWAさんの公式ホームページに『思いもよらない奇妙な体験』の詳細情報が開示されるようになったので、お知らせさせていただきました。
https://www.kadokawa.co.jp/product/322006000810/ ちなみに、13話のみが書籍化されるのは、『13日の金曜日」とか、13が不吉な数字の代表だからです――というのは真っ赤な嘘で、単にページ数の関係です。もともとは12話の予定だったんですが、あれこれしている間にページ数が少なくなったので、急遽1話増やして13話になりました。
以上、お知らせと制作裏話でした。