『遥かなる地平線に血の雨を』にて、「1-13 夜明けの色」を公開しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894419971/episodes/16816700427418377464勢いに身を任せ第一章を書き終えました。
一言で表すと若い男女のイチャラブバイオレンスアドベンチャーといった内容ですが、イチャラブはすぐに終わり、やっぱり流血ドロドロドンパチがメインになっていたという……。
まずは退廃的な風景と流血増し増しの騎馬戦で世界観は説明できたのかなと思います。
終末ものとしての閉塞感に加え、目的地がまるで見えないほど世界が広いというロシア的な点は今後も意識して書いていくつもりです。
主要人物二人の違いもはとりあえずは書き表せたと思ってます。ただ、一貫して視点人物はミッコとなるため、エミリーはどうしても男の添え物的な扱いになるかもしれません。
当のミッコも戦闘では優秀ですが、それ以外はダメ人間でさらにヤンキー臭が強いので、感情移入できる人いるのかコレ?と思ったり何だり。そもそもテンプレでわかりやすいキャラなんて書いたことないから知らんけど。
第一章で旅の連れ合いとなる赤の親父アンナリーゼの奴隷商人設定はいまいち活かせなかった感がありますが、読み手がその肩書きに嫌悪感を抱いてもらえればとりあえずは成功なのかなと。
アンナリーゼ自身は今後登場する予定なしですが、ミッコとエミリーに影響を与えた人物として名前は残したいです。
今後の流れとしては、第二章で二人の絆を深めつつ別れを、第三章でミッコの過去をオカルト話で、全部で四章くらいのボリュームを予定しています。
イチャラブバイオレンスアドベンチャーと銘打った二人のロードムービーを、『HAVEN』+『METRO2033』+『ランボー』+『装甲騎兵ボトムズ』的なノリで描いていければと思っています。