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よかったら教えてください……

 みなさま、お元気でらっしゃいますか?

 今回はちょっとみなさまのご意見を伺いたくて。

1。恋愛が含まれている小説は好きですか?

2。恋愛小説の終わりは、
a.小説内で恋愛していた二人がおつきあいした方がいいですか?
b.匂わせ程度で終わる方がいいですか?
c.お互いに自立して自分の道を探し当て、おつきあいすることなく別々の道を歩いていく方がいいですか?
d.死別など、愛情があるにもかかわらず、やむを得ない理由で別れる方がいいですか?

 多分、答えは別れると思うんです。みなさま、好みは違いますし……。

 もしよかったら、どんな小説が好き、とか、嫌いとか、もう少し踏み込んでどんな作家が好きとかその作品の良さなんかも教えてもらえるとうれしいです。紙の本でも、web小説でも構いません。

 なんかね、思うんですよ。こんなにたくさん書籍もあるし、新しい小説もあるのに、なんで今さら「陰陽師」とか「東京タワー」とか、前に映画化されたものを作り直すのかな、とか。いい小説がないわけじゃないと思うんですよ。

 本屋大賞も売れ筋のばっかりで、「じゃない」本がないなあ、って。売れてなくても、もっといい本もたくさんあるはずなのに……。わたしもそこそこ売れ筋ばっかり読んでて、疑問に思ったので、次からは「じゃない」やつで「新しい」のを読みたいです。

 ちなみに私が最近読んだのは、
「お梅は呪いたい」……めっちゃ笑えた。伏線回収、完璧すぎ。(笑)
「逆転美人」……なるほどなあ、と。
「変な家」……新しい感覚。
「十角館の殺人」……伝統的な探偵小説風な。
「ワームウッドの幻獣」……わたし、かなり影響されてるかも(笑)
「二木先生」……読みやすくて解析度高い。だからこそ辛くて完読できず。
「同志少女よ敵を撃て」……軽く読めるのに、色々考えさせられる。
「世界でいちばん透きとおった物語」……なるほどなあ、と。
「六人の嘘つきな大学生」……推理小説のような群像劇?
「君を愛したひとりの僕へ」「ぼくが愛したすべての君へ」……一気読みした。
「美しいこと」……これを読んで、上記の質問をしたくなった。(笑)
「西遊記」1~10(再々再読)……わたしの基本。

 あとは、文芸社文庫NEOより「死神邸日和」「もののふうさぎ」「チューニング」「幽霊とペリドット」「月曜日が死んだ」

 よろしくお願いします。
 

26件のコメント

  • 恋愛小説好きです!
    作家で読むので、江國香織とか山田詠美が好き。
    島本理央も好き。
    山田詠美は、『トラッシュ』よりも『ぼくは勉強ができない』の方が好き。
    江國香織の好きは、そのときどきによって違うかな。
    島本理央の『Red』、とてもよかったです。

    最近のものは読んでいないなあ。
    読みながら好きな表現を見つけたり、いろいろ考えたりするのが好き。
    だから、恋愛小説の結末とか、型よりも、
    どういう心情が描かれているか、どういう訴えかけがあるか
    の方が大事かも。

    こころに刺さるような。
  • おはようございます( >д<)、;'.・
    私は変わり者(自覚あり)なので、ズレズレかもですが

    1. お話のメインじゃなくて、アイスクリームについているミント程度を好みます(汗)

    2. 「b」が好きです(σ*´∀`)

    あぁ~ん、どうしてここでくっつかないのかな~とか。突っ込みながら読むのが好きです(笑)

    本じゃなくてドラマですけど「Xファイル」のモルダーとスカリーとか(汗)
    どはまりしました(*>ω<*)エヘヘ
  • どんな結末でも、その過程の心情にはまってしまえば「ああ、好きだな」となる。

    当社比(笑)でいえば、
    ハピエンよりは、ていねいに描かれた匂わせラストのほうが刺さりやすい。
    好きなのに死別離別で悲しい話よりは、互いに自立して〜という流れのほうが刺さるんですよね。

    恋愛小説、好きな割にあまり読んでいないということに気づきました。
    なので固有名詞での提示はできないです^^;

    心情がていねいに描かれた作品が好みなので、ラストがどうとかはあまり重要でなくて……しいていえば、上記の当社比。

    参考にならないですね^^;
  • 病み上がりです。まだ、風邪のぶり返し継続中かな。
    1の質問は、個人的にはどうかということなので、好き嫌いをこたえるのはむずかしいです。
    以前は、歌はどれも恋愛ソングばかりで嫌気がさしていました。いまは、マイルドになっていたような気がしているので、どっちでもいいんじゃないのかなという寛容さがあります。嫌いになる必要はないよね、という感じです。
    お話を作る側としては、好き嫌いではなく、物語を盛り上げるアクセントの一つとして、無視できません。もし恋愛小説なら、恋愛とその他はの要素は、9:1で書く必要があります。
    でも20世紀末以降、エンタメ小説にちょっとしたミステリー要素や恋愛要素を組み込むようになったので、物語というフルコースの中の恋愛はデザートみたいな感じになっていて、ちょっと入れたほうがいいよねという考えがあるので。好き嫌いで考えたことがないのが正直なところです。

    2について。恋愛ものの終わり方は、ハッピーかアンハッピー、死別、卒業の4つ。a~dと分けられているとおりですね。どれがいいのかというよりも、作った作品の内容に適した終わり方かどうかによるのでは、と思います。
    一般的なら、ハッピーエンドが一番いい。次に、死別といった、泣けるような展開のもの。卒業も、おなじくらい受け入れやすいのでは。アンハッピーも、最後は泣けると思うけれども、リアルに恋愛に苦しんでいる人には、自分を見るようで嫌に思う人もいるかも知れない。せめて物語の中だけは、夢見させるような終わりにしてもいいのでは、と考えることもできます。
    でも、書いている作品にふさわしい終わり方があるはずです。自分で書いている、書こうとしている内容で、ラストどうするのかを決めていいと思います。

    映画やドラマのリメイクなどは、べつのチカラが働いています。
    陰陽師だったら、安倍晴明ファンが根強くあるわけで、映像作品化されれば、みてくれる。つまり、ある一定のファン層がいるので、リメイクしやすい。作る側としても、儲けたいので、ヒットするかしないのかわからない作品よりも、固定客である層が存在するものを作ろうとするものです。古いアニメが、再びアニメ化されるのも同じ理由です。うる星やつらとか、オーフェンとか、狼と香辛料とかガンダムとか。だからといって、うまくいくかどうかはわからないけど。
    ただ、企画は通りやすい。
    企画会議で決めても、上司に反対されたら通らないので。
    上司はそれなりの年齢です。そんな上司に説明しやすい作品となると、昔あった作品のほうが、通りやすいわけです。
    映画やドラマは、俳優を先に押さえているはず。
    若手新人を売り出したい、というのが先にあって、まわりをベテランで固め、なおかつ外れなない作品、つまりすでにお話はみんなが知っている作品をあえて選んで制作する。
    歌舞伎や、レ・ミゼラブルの舞台みたいなものとおなじ。
    内容が先にわかっていて、見る人は作品の内容ではなく出演者を見に来ているわけです。
    劇団四季をはじめとする舞台劇を観覧している人の見方で、見にくる。元ジャニのタレントを起用するのも、すでにファン層がいる人をつかえば、その人達は確実にみてくれるため、視聴率も稼げるわけです。
    内容が不倫については、メディアは社会を映す鏡といった一面があるので、エンタメ業界を映し出しているともいえるし、社会問題としての不倫問題はいまも存在していることを表していると考える。
    つまり、見る側の共感を得やすい題材といえるかもしれない。
    倫理的にどうなのかと訴えたいのか、あるいはエロなら安く作れて売れるだろうという考えなのかまでは、わたしにはわからないけれども。

    本屋大賞は、誰かに与えられる作品ではなく、自分たちで推したい作品を選んでみたいという意図が設立動機にあります。なので、本が売れなくなり、本の販売だけで経営していくのが難しくなってきている中で売れる商品を売ろうとしている感じは否めなません。
    「本屋大賞も売れ筋のばっかりで、『じゃない』本がないなあ」と感じられるのも、そのとおりだと思います。

  • しまちゃん、ありがとう。しまちゃんに勧められた「ぼくは勉強ができない」読んだよ。面白かった。結構、真理をついた言葉が出てきたし、あの頃にああいうう感じって、当時は新しかったんだろうなあ、って思う。

     最近はブルーライト文芸が流行ってるけど、本格的な恋愛小説家っていないような気がする。
  • 桔梗 浬さま

    おはようございます!

    変わり者、なんてとんでもないです! むしろお若い感じなのかな、という気がしたところでのXファイルって! モルダーとスカリーですか。サラッとしてるのにお互いわかり合ってる感じですもんね。

     ほかでも聞いたんですけど、やっぱり、匂わせくらいで終わるのが一番人気です。

     教えてくださってありがとうございます!
  • 香坂 壱霧さま

     私も心の動きを大切にする方ですが、なるほど! 一緒に歩くなら匂わせ、であとは想像、という感じですね。今は死別する悲恋ものが流行ってるみたいですけど、あれはやはり十代などの多感な方々の好みなんでしょうね。私も死別させるくらいなら、自立して別れさせた方がいいと思います。笑。

     最近、恋愛小説、あんまりないですもんね……。

     教えていただきありがとうございました。
  • snowdropさま

     病み上がりとのこと、そんな中でたくさん考察していただきましてありがとうございます。

     色々考えてしまいますよね。最近の恋愛って、「溺愛」か「好きだけど自分の為に別れる」のが多い気がするんですけど、私的にはどっちもしっくりこないんですよ。それで、「みんなはほんとはどう思ってるんだろう」と思ったわけです。

     とくに「溺愛」は量産されているように見えるんで、それだけ需要がある、ということなのかなあ、と。でも、そういうのがちょっと、と思っているから「東京タワー」がまた映画化されたりするんですよね。というか、あれもコンプラ的にいいんかい? と思ったりはしますけど……時代の波をつかまえるのは難しいですね。

     とくに今は出版不況だし、売れるもの、という観点で全部が動くのもわかるんですが、そういうことするからますます売れなくなるんじゃないか、と思うんですよ。「売れるもの」だけじゃなくてもう一方で、「おもしろいもの」も追求していけば売れるんじゃないか、って。まあ、沈みかけてるのだったら「おもしろいもの」よりも「売れる方」に比重を置いてしまうのは仕方ないですね。

     わたしが乗り遅れているのか、元々マイナーなのか、色々読み過ぎてるせいなのか、手に取った本が、「ん?」と思うことが多くて……。

     いろいろ、ありがとうございました。
  • Q,恋愛が含まれている小説は好きですか?
    A,恋愛の扱い方を間違えてなければ好きです。

    Q,恋愛小説の終わりは?
    A,好みはaのハッピーエンドです(笑)。

    蛇足
    「陰陽師」とか「東京タワー」、基本的に他の作品が劣っているとか駄目だとかではありませんし、製作サイドが保守的だからでもありません。むしろ狙ってます。

    ドラマや映画を作るというのは、基本的に「合法詐欺」です。

    良い言い方をすれば「ビジネス」です。根本は「金を動かして関係者で山分けする」が目的です。いわゆる製作委員会という仲間内で、企業の金をぶんどって、「ひゃっはー、儲けたぜ」とやりたいだけです。

    ですので、リバイバルやパート2モノは企業を騙しやすく、「固定ファンのいる作品ならある程度の収益と宣伝効果が見込まれます」と最もらしい事を言い、名も知れない作品よりはリスクが少ないので、金を引き出しやすいのです。

    この根本状況にクリエイター達が「仕事下さい」と群がり、低レベルな改変を行いゴマをすったり自己アピールをして、次回に繋げます。先の悲劇の一端はこういう心ないクリエイターのせいです。まるで救いのない状況で、心あるクリエイター達は「資金」という巨大な壁の前でうなだれ、やりたくない仕事をやっつけで行います。

    ただし、どんな場所にも「ネゴ」の強い集団はいて、「才能」もあれば「世渡り」もうまく、尚且つ「ヒットを出せる」というブランドになると、大作が作れるのです。

    だから、面白いけど世に認知されてない作品が映像化し、尚且つヒットするのは、途方もない「偶然の歯車」が噛み合った瞬間のみで、ほとんどの「それなりに知名度のある作品」ですらも「製作委員会にただ消費されるだけ」に終わります。

    私がもし奇跡的に作家になれて、その先で考える理想の形は、「ネゴ」が上手な制作会社と友人になれればいいなぁと思ってます。
    ※尖った個人の見解です(信じないで下さい笑)。

    蛇足2 恋愛小説のエンディングについて
    私如きが語るのもあれですが、まぁ、遊びで軽く(笑)。

    100%は長くなるので割愛して書けば、物語とは「興味」→「没頭」→「期待」→「カタルシス」といううねりの変遷があると仮定します。特に「期待」に関して行なう作業は「守破離」。すこし語弊がありますが、共感を抱かせ期待を煽り、その上でそれを打ち破り、独自のエンディングにもって行くのです。

    この「エモーショナル」な部分での「振幅」の幅で読者の心を揺さぶり、意図してやり過ぎればアホになります(笑)。

    別れや死別をかけば単純に読者が感動すると思っている方もいますが、それは感動ではなく「ショック」です。私は「人の想い」をないがしろにする物語では、どんなに悲劇が語られようと「ショック」しか受けません。ゆえに感動を産む「人の想い」は得難いモノなのです。

    だから、恋愛小説のエンディングは、大きくても、小さくても、可愛くても、いじらしくても、ささやかでも、さりげなくても、やさしくても、とにかくなんでもいいので「人の想い」を探す作業になるのではないかと私は思っています。村上春樹氏も言うように、「小説とは仮説を積み上げてゆく作業」という事なのです。

    ※あくまで個人の見解です。

    なんか、いっぱい書いちゃって、すいません( ;∀;)
  • お久しぶりです!

    私の場合は、やはり最後はなんらかの形で男女が結ばれるのが好きですね!

    以前、「菜の花の彼」と言う漫画を読んで、モヤッとしたことがありました…

    菜乃花というヒロインが、失恋したところから物語が始まるのですけど、マックみたいなところで、すぐ後ろの席にいた中学生カップルの別れ話が聞こえてきて、聞く気は無かったものの、最後まで聞いてしまう菜乃花。

    自分の境遇と重ねた菜乃花は、その男子学生を追いかけ、何を言い出すかと思えば、「私と付き合ってください」と、伝え、それからゆっくりとその男子学生、隼太との付き合いが始まります。

    隼太は、中学三年生なんだけれど、バレー部のエース。人を気遣える、とても優しい性格で、自分を試そうとする彼女に、「俺の事信用して貰えてると思ってた。だけど、違ったんだ」と、正論をぶちかまします。

    一方、菜乃花を振った同級生の鷹人は、恋愛下手というか、本当の自分の気持ちを菜乃花に言えないまま。
    菜乃花を傷つけてばかりいます。
    隼太と付き合ってからの菜乃花に対しても、何とかこれまでの気持ちを伝えようと、彼なりに努力しますが、報われること無く、時だけが過ぎていきます。

    が、三人の気持ちが入り交じり、2転3転します…

    その間、読者は「いったい、どちらと付き合うのよ?!」と、ハラハラドキドキしっぱなし!

    その、菜乃花と隼太。菜乃花と鷹人。そして、菜乃花と隼太と鷹人の場面の描写が、神で。
    ここ、たぶんこの物語の見せ場なんだと思うのですが、隼太と鷹人のどちらかが、菜乃花を諦めなければならない。と、いうこと。

    読者としては、どちらへも愛情が持ててしまってるので、ラストは、「マジで、可哀想過ぎる」
    と、思わざるおえないことに…

    長くなっちゃいましたが、唯一、これまでに感じたことの無い、恋愛なんだけど、現代ドラマのような漫画でした。

    ただ、学生がここまで重たい恋愛するかな?と、疑問に思いましたが(;^_^A

    でも、こういう恋愛って新鮮でした。
  • 実は恋愛小説ってあまり読んだことがないなぁ。
    (カクヨムのとかはまぁ、あれだけど)

    基本ハッピーエンドが好きですわ。
    だって死んじゃうのとか別れちゃうのって嫌だし。
    別々の道を、ってのも悪くはないけど、あんまりこう
    「あとは読んでる皆様のご想像に」
    が過ぎると、急に萎える。(何故?)

    出来れば、きゅんなんだけどクスッと笑える終わり方とかがいい。
    ……え? なんだそれ?( ゚Д゚)
  • 福山さま

     さすが恋愛小説の伝道師! ほんと、どこもかしこも、金、金、金、ですよね。せめて出版社ぐらいは「本当に面白いもの」を出してほしいと思いますけど、出版不況にあえいでたらそういうこともできないんですかね。だから本を読む人たちが減るのかな、とも思うし、現代人、疲れすぎてるし、娯楽も多いですもんね。
     カクヨムでも、ただ出版社が見つけてないだけで上手な方、たくさんいらっしゃるのになあ。書籍化した本を読んで、改めてそんなことを思います。

     その中でどうやって食い込んで、残っていくか、というのも厳しいですよね。いろんなメディアがあって色んな情報源があるのに、結局、一番目立ったものに群がってしまいますよね。わたしもそうでしたが。コピーがうますぎて、読んでみたら「あれ?」みたいな。……これ以上書くと止まらなくなりそうなので、この辺にしておきます。

     色々教えていただきまして、ありがとうございます。参考にしてまいります。
  • Chocoさま

    お久しぶりです! もー、恋愛、となったらChocoさんの出番ですもんね! じれじれでドキドキでもどかしくて……。

    「菜の花の彼」、すごいですね。途中で苦しくてギブしてしまいそう。これ多分、「新鮮」というところがキモなんですよね。
     少女マンガの胸キュン、ほんと、うまいなーって思います。そして絵が好みだったときなんかドはまりですよね。セリフも結構いいこと言ってたりするんですよね。前はあんまり漫画は読まなかったんですけど、最近は結構読んでます。

     もし、また何かいい「恋愛もの」がありましたら、漫画でも小説でも、教えてください!

     ありがとうございました!
     
  • にわさん、そうだよねえ。わたしもハピエン派なんだよ。けど、昨今の恋愛ものって、自立して別々の道を行く終わり方多いなあ、とか、「はるか遠くで匂ってる」ぐらいの「わかんねーよ!」って言うのが多いな、と。

     世の中が一時でた「若者の恋愛離れ」という記事に踊らされ過ぎていると感じるのはわたしだけだろうか……。

     「きゅん」で「くすっ」か。……考えてみる。

     教えてくれてありがとう!
  • 男女雇用均等法以降、1990から2000に自立した恋愛関係が言われることが増え、2010年代では若者の間で、恋人や結婚相手に「自立している」ことを重視するようになり(自立とは経済的側面だけでなく、「精神的な自立」つまり相手に依存しない関係を求める傾向)、2020年代に入っても、自立した恋愛関係が重視される傾向は継続していた。

    恋愛アニメ「かぐや様は告らせたい?」では、お互いに自立しながらも恋愛に臆する姿が描かれ人気を博した。
    一方で、自立した恋愛観に対する反動の声も出始めていた。
    異性愛を否定し、女性同士の関係性のみを持ち上げる風潮に違和感を覚える意見もあった。
    2010年代から引き続き、恋人や結婚相手に「自立している」ことが重視されていた。
    特に結婚相手には経済的自立だけでなく、精神的自立も求められる傾向にあった。
    しかし、恋愛における「かっこよさ」や外見的な要素も無視できない部分として残っていた。

    といった具合に、恋愛の考えかたは、女性の社会進出とともに変わったということですね。
  • ハッピーエンドでお願いします。
    書く人は思いを込めて登場人物と一緒に物語を創り上げています。その思いは読む人にも伝わっていると思っています。登場人物とともに長い道のりを経て辿り着く先が悲しい結末はあんまりです。

    バッドエンドはホラーだけで……
  • snowdropさま

     なるほど、考えさせられますね。最近ではけっこう同性愛も注目されていて、そっちのほうはラブラブのラブなのに、なんで異性間の恋愛だけ自立だとかそんな風に持って行かれちゃうんでしょうね。異性間の恋愛に飽きが来てるということなんでしょうか。

     その割には恋愛小説と言っても何となく歪んでたり、裏があったり、というのが多いので、普通の方は健全な恋愛楽しんでるのでもう普通のはいらないよ、ってことなのかな、と思ったり。

     社会情勢からの考察、ありがとうございました。こういうのは大好物なので楽しく読ませていただきました。
  • KKモントレイユさま

     そうですよね! わたしもハッピーエンド派です。イヤミスとか、バッドエンドだと、「今まで読んできた私の時間を返せ!」って本当に腹が立ちます。嫌な思いをするために本を読んでるわけじゃないのに! って。わたしは、ライトノベルが流行っているのはこういう心理の表れじゃないかと思ってるんですが……。最近、不幸の匂わせとかお互いの幸せのために別れる、的な話が多いのは気のせいでしょうか……。
  • 興味が湧いたので調べてみる。病み上がりだけど。
  • お待ちしてます笑。でも、ゆっくりでいいですよ! お大事になさってください。
  • 熱が下がったので、ちょっと調べた。
    まさにそういう研究をしているものを見つけた。
    結論をいえば、恋愛小説におけるハッピーエンドの作品割合は増加していることが示されている。
    また、年代が経るにつれて不倫物語から純愛物語へと流行が移り変わった可能性が示唆されている。
    AとBに分類分けして調べていて、Aは一九九〇年から二〇〇五年までに出版された作品。Bは二〇〇六年から二〇二一年までに出版された作品。
    調べた作品は、Amazonやブックオフなどのサイトから二回以上登場した117作品を対象にしている。

    早い話、いまの時代は両思いやハッピーエンドが好まれている傾向にあるといえる。

    経済が関係していると個人的には思う。みんな疲れているので、ドロドロしたものを楽しめる余裕がないのではと考える。
    たとえるなら、男は現実に疲れているから、男が戦宇野は見てられないので、戦う少女アニメ(プリキュアとか)を見たり、美少女動物園アニメ(可愛い女の子しかでてこないそういった作品)を見たりして癒やしを求めるように。
    いまの異世界恋愛もの、少女系・乙女系小説を読んでいる女性は30代以降のかつて少女だった女性が読者であり、少女の心を今も持っているから、それらの作品を楽しめている。
    そういう人たちは、自身の心の癒やし、慰安のために読んでいる。xでそういうことを書いている人がいて、同性たちから同意を得ていたのを思い出します。

    ただし、研究の内容は、2021年までだったので、コロナ以降で物価高という意味のインフレが加速し、スタグフレーションに陥っていく前のいまの時代では、恋愛小説の考えも変わってきているのかもしれない。
    そこまではちょっと、わからないです。
  • こんばんは!


    私の場合はですけれども、恋愛要素はあってもなくても……あまり重要視しないですね。


    いわゆるエンタメ作品だったらハッピーエンドがいいですけれども、人間心理を深く掘り下げるような文芸作品だとbcが好きです。
    ヒロインの心理を知りたいんですよね。どう整理をつけるのか。
    別れたくなかったけれど、別れるしかなかった女性たちが、本に答えを求めるの、ちょっとわかるんです。
    恋愛がうまくいっているとき、恋愛がうまくいかないとき、どっちに恋愛小説を読むかって、やっぱり恋愛がうまくいかなくて悩んでいるときじゃないでしょうか。いや、わかんないですけども、私ならそうです。
    「失恋に効く小説」とか「失恋に効く歌」とか、そういうジャンルもありますよね。

    でも、仕事がうまくいかないときに、お仕事小説を読もうとはならない。恋愛だからこそ、みたいなところがあると思います。
  • snowdropさま!

    病み上がりの所、ここまで調べていただきありがとうございました! これ、保存版ですね。社会情勢と照らし合わせると、そんな風に求められるものが変わってくるんですね。これは、創作の際のターゲット層を定めるのにも有効ですよね? 最近は経済が上向いてきて、株価も高い、というけれど、結局物価高で庶民の生活は変わらず、もしかしたら貧富の差が拡大してるのかな、と思ってます。さらに戦争や地震などの頻発で不安が増している。そうなると、さらに大人が創作の世界で現実逃避を求める速度は加速するのかな、とも。
  • ゴオルドさま

     なるほど! なるほどです。ちょうど上でsnowdropさまが社会情勢などの外からの要因を教えてくださいましたけど、こちらでは内面からの考察。大変ためになります。

     ヒロインの真理を知りたい……! なるほど、なるほど、なるほどーーーーっ! わたしなどは自己完結型で、自身の悲しみ、苦しみの原因を歌や小説、漫画、ドラマ、ましてや友人に相談して答えを探す、ということはしたことがなかったので、目からうろこでした。愚痴は聞いてもらうけれど、その先は一人で、という感じだったんですよ。そうやって人はbcを求めるのか! 逆に言えば、だからこそわたしは書く側なんだろうな、と思います。全部自分で考えて、答えを出してしまうので。
     ありがとうございます。これで、悲しい終わり方を書く意味がわかりました!
  • ゴオルドさまの考えは、時間興味深く、的を射ているのでしょう。
    失恋したときは、中島みゆきなど、失恋ソングを聞いて心を癒す話はよく耳にしたものだし、聞いたこともあります。
    同じように、小説に求めるのもあるのでしょう。


    失恋の辛さや寂しさを描いた作品なら、登場人物の気持ちに共感でき、自分の気持ちの整理につながるし、同じ経験をした人物の心情を読むことで、自分も一人ぼっちではないと実感できるでしょう。

    失恋を乗り越えた登場人物の成長物語なら、自分も立ち直れる希望が持てるし、恋愛観や人生観に触れることで、新しい視点を得られるかもしれません。

    ただし、あまり重い作品を読むと逆効果になるかもしれません。
    そんな考えを作るときに考慮に入れるのもいいですね。
  • snowdropさま

    ほんとに、奥が深いですね。今までもなるべく人の心に根差した、感情を伝える小説を書きたいと思っていましたが、なるほど、こういうことなんですね。

     勉強になりました。ありがとうございました。
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