月森 乙@「弁当男子の白石くん」文芸社刊

君知るやなきあと残る資産税

きみしるや　なきあとのこる　しさんぜい

君は知っていますか、なきあとに残る資産税を。

なき、には無き、と　泣き、を掛けております。
無い家にかかる資産税を泣きながら払う悲しみを詠みました。

そして、返しの俳句はこちらを。

覚えたり無き財おいし資産税

おぼえたり　なきざいおいし　しさんぜい

覚えていますよ、そして、無くなった財産が負った資産税は、あなたを追いかけます。

おいし、には負いし、と追いしを掛けております。

事情は理解しておりますが、払うものは払ってね、という返しのつもりです。

一番目はこちらでいかがでしょうか。
大丈夫でしたら、二番目の作句を進めていきます。

ご確認、どうぞよろしくお願い申し上げます！

ご確認、ありがとうございます。明日明後日、土日なので頑張ります。
激しめですね。了解いたしました！

トリカブトの件ですが、草そのままです。
でも月森さんの宜しいようにしてくださいね～

こんにちは。

二作目、初句案です。

片時雨共に濡れたしこいし人

かたしぐれ　ともにぬれたし　こいしひと

こいし、には恋し、と乞いし、を掛けております。

片時雨は、大方は晴れているけれど作者のいる比較的狭い地域のみ雨が降る様子を言います。そして、この句の解釈は。

私はそう、片時雨のように自分だけが濡れています。こいしい人。あなたとひとつになって、共に濡れたいのです。

濡れる、は時雨雨に、ではなくそういう意味です。雨が降っていましたら、雨と、更に……になります。

もしも、魔法美少女(？)三人組がいましたら、(晴れまたは曇り想定です)

よどりん｢時雨？雨なんか降ってねえのに｣(鼻ホジホジ)

ぶんりん｢……｣(ひたすらモグモグ)

かずりん｢いや違っ、違うって！濡れてんのは、雨じゃねえよ！｣(一人だけ意味が理解できて真っ赤？)

どうでしょうか。かなりの山場と伺いましたので、こちらでよろしければ返しの俳句を検討いたします。

こちらの案では……でしたら、この初句も再検討いたしますのでどうぞ、その旨をお伝え下さい。

ラテン系、分かりました！
解釈、または新しい俳句を考えます。燃え上がるような、ですね。
了解いたしました。再度検討いたします！

奪われし我が心なり血潮ごと
うばわれし　わがこころなり　ちしおごと

私の心はあなたにうばわれました。
そう、血潮ごと。
何かのたびに身体からほとばしり出る血液のように、私は、あなたを思っております。

ごと、は　ごと、と如　を掛けております。

初句案、いかがでしょうか？

ありがとうございます！
では、こちらで返歌、考え始めますね！

返しの俳句、二つできてしまいました。よろしくお願い申し上げます。

①貴方だけとわにも見たしその姿

あなただけ　とわにもみたし　その姿

貴方だけをずっと見ていたい。その姿を。

とわ、には永遠と永久を掛けております。

その姿、の前に美しい、愛しいなどを入れた解釈にして頂いても大丈夫な俳句だと思います。

②我がひとみ映したいのは貴方のみ

わがひとみ　うつしたいのは　あなたのみ

私の目に映したいのは、貴方だけです。

ひとみ、には瞳、と人見を掛けております。
こちらも、貴方だけ、の前に、愛する、などを入れた解釈にして頂いても大丈夫な俳句だと思います。

①または②、どちらかが返しになっておりましたら嬉しいです。
どちらも不適切でしたら、また検討いたしますのでその旨をお伝え下さい。

まさかのどちらも！ありがとうございます。
もしかしたら、の追句の件も了解いたしました。
早々のご確認、ありがとうございました！

月森さま
連絡ありがとうございました。