みなさま、お元気でらっしゃいますか? いつも読んでいただき、星とかハートとかいただきまして、ありがとうございます。
前置きはこの辺にいたしまして、急ではありますが、ここで本題に移ります。
みなさまご存じのように、わたくし最近は「よどりん作家」としての地位を確立しております。が、もともと文芸畑出身です。
11月16日に出版の拙作「弁当男子の白石くん」も、相当文芸寄りのライト文芸です。
しかーーーーし!
「よどりん」からはなんの文芸の香りも漂ってこないではないか! むしろ「月森、どーしたんだ、何か変なものでも食ったのか! だいじょうぶか!」というお声まで頂いている昨今です。
だいじょうぶです。もともとこんなもんです。
でも、ここで一応、「文芸書くんだぞ」アピールもしようと思って、短編をいくつか用意しました。
でもね。
公開はちょっと無理かな、と。
以前ちょっと、エロがどうの、ということを書いたんですが……問題はそれだけではなくて。
私はもともと、文学賞を狙っていたんです。なので、短編でも「文学賞」向きに書いています。
どういうことか。
ものすごく尖ってます。最近の話題作を読まれた方ならお分かりになると思いますけど、賛否が真っ二つに割れる。読んだ後に「こんな暗い気持ちで、明日からどうやって生きていけばいいんだ!」って思いますよね。
わたしのは終わり方はそれほど悲惨じゃない(だから文学賞で賞をとれないという話も笑)。終わりが悲惨でない代わりに途中がけっこうキツいんです。ふつうの会話でこれを言ったら眉をひそめられる感じ。(これで嫌われて、賞を取れないという噂も笑)
「フツーに生きてる」のエッセイみたいな感じ。あれもできるだけ笑ってもらえるように書いてはいますが、結構毒がある。
で、この、文学賞に向けた短編はさらに尖ってると思うんですよね。感じ方は人それぞれ、嫌いなら読まなきゃいい、というご意見もあるとは思いますが、キャッチ―なタイトルに惹かれてうっかり読んでしまう方もいるかもしれない。これを読んで嫌な思いをする方もいるかもしれない。「編集さん」というフィルターもかかっていないので、これが、読んだ方にどれだけのインパクトを与えるのかもわからない。
そこが一番心配なのです。
そこで、いいことを思いつきました。
限定公開です!
今、サポーターさんはいらっしゃらない。傷つけることを心配することはありません。そして、心配してくださる方にも、「限定でバリバリ文学書いてるよ」とお知らせすることができます。
なので、これから公募に出そうかな、と思っている作品を出そうと思っています。そっちにはどの公募に出すか、どのペンネームで出すかも書きます。
絶対一次も無理だと思うんですよ。でも、私の主戦場は公募です。勝てない戦には出ませんが、可能性のあるものにはとことん挑戦する。
ほぼ、ライフワークですね。(笑)
なので、心配くださっている皆様、ご安心ください。月森、ちゃんと文芸も書いてます。そして、限定ノート、読もうと思っている方もお気を付けください。どんな毒が潜んでいるかもわかりませんので(笑)