第六話までバージョンアップを完了。
少し一息つきました。
というのも、当初の構成ではここまでの話がやっと、登場人物紹介、なのです。
料理なら、下準備の段階。素材の選定、野菜の皮を剥き適切に切って、魚なら三枚おろしにして塩を振っておく、肉なら下味をつけておく、お出汁を取り始める、そんな第一段階がやっと終わりました。
これでようやく、自分が作りたい料理に取り掛かれる。
当時のそんな気持ちを思い出してしまいました。懐かしいもんだ。
当時は、書き物自体するのが初めての経験でした。
なので、1話~6話は粗が目立ち、大幅な修正や追記をどんどんやっていく事となりました。
自分が納得できるくらいの形になってから、順次公開するという事にしました。
第七話以降は、だいぶこなれてきており、そのまま公開でも納得できる部分が多いので、ここまでのエピソードほどには大規模な修正にはならないでしょう。
こんな作業を続けておりまして、感じる事。
楽しいのですよ。
なんといえばいいのか。そうですね。
古くなって走りづらいオールドカーをレストアして復活させるような。
あちこちの部品を、今入手できるものと交換して、それをオールドカーに合わせて微調整しているような。
はたまた、昔作ったプラモデルをカスタムして、自分好みのシーンをジオラマで再現していくような。
まあ、どちらも自分はやった事ないんですけどね。
そういうのを楽しむ方達の喜びと、似ているような気がしました。