「波比以仁由宇以也安!」
ひらがなを万葉がな風に変化するサイトを見つけて「はぴいにゅういやあ!」と入力したらこうなりました。なんと便利なサイトでしょう。
これがあれば、暴走族の幟、を作るにしては大人し過ぎですか。秘密の暗号にするには簡単すぎますか? はてさて一体何に使ったらよろしいでしょう。誰か良いアイディアがあったら教えてください。
え〜ワタクシ現在、東南アジア某国におります。季節としては冬なのですが、昨日今日は全然寒くありません。扇風機が必要なほどです。庭の木にはジャックフルーツがなっております。収穫が楽しみです。下のほうに写真を載せておきます。
さて、ご存知の方はご存知でしょうが改めて。ワタクシの日本の実家は石川県です。でも能登地方ではなくて、金沢市の山沿いです。
今回の令和6年1月1日夕方の大地震でワタクシの家族はおそらく生まれて初めての震度5を経験したはずです。大変ラッキーなことに、人的被害はなく、誰も怪我もしませんでした。
トースターと日本人形が大破した他は、TVがひっくり返ったり、ワタクシの本棚が倒れてぐちゃぐちゃになった程度です。やはりついていると思います。本当にラッキーです。
家族や住むところを失って避難所生活の方も多くいらっしゃることでしょう。遺憾の意と哀悼の気持ちを込めて一分間黙祷します。
黙祷終わります。
さて、ワタクシたちは哀しみに暮れているだけではいけません。被災した皆さんは今後多くの困難を乗り越えて生きていかなければいけません。被災していない、または我が家のように被災の程度が軽微な方であれば、被災者の方を応援する、募金をする、それは素晴らしいことです。
でもそれだけではありませんよね。ワタクシたちは自分自身の人生を生き続けなければなりません。ワタクシたちの大切な日常を送り続けなければなりません。それはそれこれはこれなのです。そして、その日常は、たとえ間接的であろうと、被災者の方々を支えることにもつながっているのです。
人間の営みはただ食べたり飲んだり眠ったりするだけではありません。遊んだり、学んだり、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだり、泣いたり、笑ったり、誰かを好きになったり、嫌いになったり、愛し合ったり、憎んだり。そんな色々な物事ともに生きていかなければなりません。それが人間の日常なのです。
人間はパンだけでは生きていけないのです。そしてリアルな世界だけではなく、イマジネーションの世界で大いに遊ぶことができて、遊ばずにはいられない、そんな生き物なのです。
だから日常の中で、気軽に非日常の世界にアクセスできる諸々も存続し続けなければならないのです。
はっきり言って、毎日どこかの誰かの命日です。毎日どこかで事故や事件が起こっています。地震や航空事故があったからといっていつまでも自粛や萎縮してみんなで喪に服してしまっていたら、元気の出しようがないじゃないですか。
もし地震や航空事故があったからといって明るい番組を自粛して『ワンピース』や『勇者ヨシヒコ』、『仮面ライダー』『プリキュア』『スーパー戦隊』などの放送を中止したりしたらそれで一体誰が幸せになると言うのでしょうか? みんなが元気になるためにはそういった時でも明るい番組は放送中止になんかしないで放送を続けるべきなのです。
ワタクシたちのプラットフォームであるカクヨムも同じです。日常の中で簡単に非日常にも様々なリアルな情報にもアクセスできる小説投稿サイトです。このカクヨムもまた、ただ明るい話題を自粛するのではなく、あくまでも存在し続けなければなりません。
めちゃくちゃふざけたお笑いネタであろうと、真面目な教養ネタであろうと、肩の凝らないエッセイであろうと、お料理の作り方であろうと、甘い大恋愛であろうと、理解しがたい謎を解くミステリーであろうと、異界や宇宙を舞台にしたバトルであろうと、奇妙な味のショートショートであろうと、短歌だったり、俳句だったり詩であろうと。そして地震を扱ったネタであろうと、まあコレは閲覧注意⚠️の表記は必要でしょうが、けして自粛も萎縮もするべきではありません。
こんな時節柄であろうとも皆さんの作品は誰かに求められています。皆さんの作品によって誰かが元気を出すことができる。そう思いませんか?
だから、今、書くネタがあって、ご自身が書くことができる環境や状態であるならば、作品を創作するのを、書くことを止めないでください。
みんながより元気になるために。
書けるなら
カクの止めるな
地震でも
お願いします。
ひねくれ者の知的変態
土岐三郎頼芸拝
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