こんにちわ、加賀宮カヲです。「ようやくここまできた!」が率直な感想です。
アンナとジョージがヨシュアから完全に心が離れてしまうまでをどうしても描いておきたかったので、長くなってしまいました。
構成が下手ですよね。反省です。飽きないよう、サブエピソードを加えたけれども。キングを狂言回しにしてしまった感が否めない第三章。
四話構成で、既にエピソードは最終回を迎えております。
【小説リンク】
https://kakuyomu.jp/works/16817139556426295611/episodes/16817330652523383871【あらすじ】
アンナとジョージの対話により、前面に出始めた『偶像』の思惑。一方のヨシュアも破滅的な行動が目立つように。そんな中、アンナとジョージ奪還戦が勃発。物語は最終局面へ。
【登場人物】と【キーワード】
以下を参照してください
https://note.com/amaterasraiwa_99/n/n583e036c52bf【作者から一言】
大アルカナ『女帝』
キーワード:豊かさ 贅沢 母性
正位置の意味
今はすべての面で満たされて何ひとつ欠けているものがありません。幸福の頂点と言えます。欲しいものは楽々と手に入るでしょうし、「実り」を実感しやすい時期です。相手は家族に持つような深い愛情を持っています。
逆位置の意味
豊かさが裏目に出ると、意志の弱さや欲張りになってしまいます。現状に満足できないままに“もっと欲しい”気持ちが募り、欲望のコントロールがかなり難しい時期。独占欲が募れば強い嫉妬に苦しめられることになります。
出典:78枚の全種類のタロットカードの意味一覧!(
https://meigen.keiziban-jp.com/manabi/renai/uranai/tarot-card/)エピソード主人公はレイラ・アンナ・クロエです。三人の女帝。裏主人公が『偶像』なのかな。
ジョージ父ノブヒコ・モリシタが何故、人体実験に手を染めたのか。ジョージは洗脳されたままグレちまったので。きちんと整理をしておきたいというのがまずありました。
後はブラックダイアモンドを巡る時系列の滅茶苦茶具合は、何が原因やねんというね。エヴァを作る実験に乗り気じゃなかったノブヒコを脅すための道具だった。というのは、最終話のジョージを見れば分かるように書きました。
時系列で言えば、エヴァを作る段階でブラックダイアモンドは存在していました。ノブヒコだけが知っている状態ですね。あれを隠し通すストレスは尋常じゃなかったと思いますよ。墓場まで持っていくつもりが、耐えきれなくなってファイルに残したです。全てを明らかにすると『偶像』が何をするか分からないので。結果、不完全なファイルとして残る形になりました。
『偶像』って邪悪だよね……
『偶像』の酷さはヨシュアが誰よりも知ってる筈なんですが。知っててアレから離れようとしないんだよな、ヨシュア。
ちなみにアンナの『器』はダブルミーニングになっています。ブラックダイアモンドの『器』だけじゃないです……特別顧客はクロエの存在しか認知していなかったので。既に研究所は閉鎖してからのクロエですから。どいつが話をややこしくしてる。は、このエピソードで判明したかと思います。
キングは魔術師の力を使うつもりです。ただ、もう既に全員が無傷で過去を改ざんできる状態ではないんですよね。魔術師も大概な力を譲渡していったなと思います。
これで全員、後戻り出来なくなりました。←最も大事
細かいサブエピソードの回収をしつつ、最終章はスピード感を持って書こうと思います。
※絵は、まだ何か隠している男。ヨシュア※