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小説『平和の鐘』第三章兄と弟:「教皇の思惑」創作日記

こんにちわ。加賀宮カヲです。すっかり年末ですね。大変です。タイトルを間違えました。法王のつもりが、教皇ってずっと書いてた。

公開が済んで一段落したら、タイトルを直します。

うわあ、泣きてえ。

第三章兄と弟と言うことで。前エピソードでフューチャーされた二人の皇帝と女帝の思惑がエピソードテーマとなりました。

三話構成で、本日19時公開分がエピソード最終回となります。

【小説リンク】

https://kakuyomu.jp/works/16817139556426295611/episodes/16817330650597782986

【あらすじ】
拘束されたしまったカインとヨシュアの接触を皮切りに、ブラックダイアモンド争奪戦が本格化。ヨシュアはエデン、トロイに代わる新組織を立ち上げる。堕ちる一方のジョージにも決定的な出来事が。カイン救出のために動き出したレイラ。ヨシュア登場以来、振り回されっぱなしだったキングがついに決意をする。

【登場人物】と【キーワード】は下記URLを参照してください

https://note.com/amaterasraiwa_99/n/nf5c0351a92c0

【作者から一言】

大アルカナ『法王』
キーワード:慈しみ 寛大な精神 偏狭

正位置の意味
状況を改善するためには、無条件の慈しみとか弱い立場の人に対する寛大な精神が求められているようです。本当に困っているときにそっと力を貸してくれるような目上の存在です。穏やかに相手を受け止めることが大事です。

逆位置の意味
成功するためには社会のモラルやマナーを順守することが大事です。マナーを欠いた行動は最終的にあなたにとって損になるので、“自分さえよければいい”という視野の狭い考え方を反省する時です。偏狭になっていませんか。

出典:78枚の全種類のタロットカードの意味一覧!(https://meigen.keiziban-jp.com/manabi/renai/uranai/tarot-card/)




 ◆




教皇と法王。これ、全体プロットを作成した時に既に間違えてたんですけど。散々、タロットの内容は吟味していたようで。内容は則ってますね。

どういう脳みそしてんだ、一体……

まあ、ここに来るまで主人公が動かなくてどうしようと思ってました。初期のチートっぷりは改めて、出自からくる倫理観のなさ由来だったんだなと。当初の予定では、トロイ戦で魔術師から尻を叩かれて「よし!やってやるぜ!」となる予定だったんですよ。

それが一向に動かない。

それどころか思案に耽ったり、話の聞き役に回ることが増えてました。キングの中で何かが引っかかってるんだろうな、と。

それで懺悔という形で、両親殺害を語らせたんですが。ああ、そういう事だったのか…と思いました。納得してなかったんだ、この子って。

作者以上に首尾一貫しているキャラクター達。
覚悟が決まったら早かった。

今、キングは事あるごとジョージジョージ言ってますけど。揺さぶりを掛けられて、主語を失ってた時とは違うと思います。というか、モリシタ家とキンドリー家、闇深くね?

何をどうしたらここまで話が拗れるのよって思うけど、まあそら拗れるわなとも思ったりしてます。対話しないんだもん。言わないことが優しさだと勘違いしてきた。そら言わない優しさもあるだろうけどさあ。

こういう家族って多いんだよなと思ったりします。

それでは、第三章兄と弟「教皇の思惑」→「法王の思惑」に改タイトル予定をよろしくお願いします。

画像は、バチくそ対話を迫るタイプの女戦士、レイラさん

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