こんにちは。
中世日本舞台の「霊衛衆遺文」の最新話を公開しました。
「其の伍 持者と傀儡子と童子二人」
https://kakuyomu.jp/works/16818093074750507934/episodes/16818093076447966928 ええと、「持者(じしゃ)」というのは、女装した男性の占い師さんのことですね。
女性の衣装を纏い、首に長い数珠をかけて、巫女みたいなことをしていたそうです。
男の娘占い師!!(本当に存在しました)
何で男性なのに女装しているかというと、個人の志向とかもあるかも知れませんが、いわゆる女人禁制の聖域にも入れたかららしいですね。
そして「傀儡子(くぐつ)」というのは、女性の人形使いです。
人形を操って芸を見せ、生計を立てているのですね。
多くの場合売春もしていました。
この作中の、西域あたりからやってきた(吐蕃諸部というあたりですね)彼女の場合、こうして傀儡を巨大化させて生き物に変化させることができるとなると、売春なんか必要かなあ? という気はします。
中世の旅の芸能者を出すことができて嬉しい展開。
彼らと御付きの童子二人の名前は、次回で明らかになるはず、です!!