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中世日本舞台の伝奇「霊衛衆遺文」第三話を公開しました

「霊衛衆遺文」第三話「紫野行き」を公開しました。

https://kakuyomu.jp/works/16818093074750507934/episodes/16818093075381326477

 執権北条泰時の次男・北条時実が殺害され、首を奪われた事件で、霊衛衆の面々は、それが邪教集団「呼ばれざる者ども」の一味によるものだと見当を付けます。
 邪教の本尊には、一に智者(悟りを開いた者)、二に行者(悟りに向けて修業をしている者)、そして、三に国王の髑髏が良いとされています。
 実質的な国王である執権の息子であった時実は、その三の条件に合致していたということです。
 八幡神の御子神、紫乃若宮の予言の力で、下手人が武蔵国の西、見紫荘(みむらさきしょう)にいると知った霊衛衆は……?

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