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アンラベル・トリガーがクソ面白かった

こんにちわ、久しぶりです
DMGPに出るかアンラベルトリガー買うかで迷っていて、アンラベルトリガーを買いました
何となくパッケージを見て購入を検討、体験版をやり購入を決意
結構知っている声優さんが出ていたもありますがね
僕はハッピーエンドが好きなんですがこの作品は明確なハッピーエンドはないと思います
ただ苦しくも重いグランドエンドがあるだけです
あと推しはこの3人と付き人の3人以外に作らない方がいいぞ

色々駄文を書くわ

まず正面の金髪、ミリィルートが解放されてなかったのがびっくりしたね
僕はゆずソフトみたいにキャラゲーでどの子から始めても他者と内容が絡まない構成でもない限りセンターの子から始めます
メイン→サブ1→サブ2→メインといった感じで進めてるんですよね。(気に入ったらもう一回そのシナリオをやります)
だってこういうゲームはFate然り、あおかな然り、アマカノ然りメインが他シナリオよりも面白くないといけないというか鉄則だと思うから
ゆずソフトは茉子、ナツメルートみたいに2番目のヒロインが一番面白いパターンが多いのですが、この会社というか「創作彼女の恋愛公式」のスタッフはセンターを面白くしようという傾向にあると思ったんです
で、ちゃんと一番面白かった
内容が他ルートよりも多かったから当たり前か
いろいろあり体験版の内容を飛ばすのに1時間、分岐までにも12時間くらいかかりました
それだけ共通ルートに伏線や問題を敷き詰めてるということになります、まあただ単に僕の進行具合が遅いのが一因でもあるんですが
本題に入る前に一つウマ娘3期のピークアウト設定、これが賛否を呼びました。既に界隈では触れてはいけない禁忌レベルになっていますが僕個人の感想として「驚き」は作品を楽しむうえで大切だと思います。そういう意味で僕は種牡馬入りのための引退を「ピークアウト」という設定で実現させたことを評価しています。盲点だったんですよ、その解釈は僕にはできないでしょうから
話を戻します
メインが進行不可なので必然的に左右を固めてるヒロインを選択することになるのですがここは君の選択次第です
性癖に頼りましょう、股間でもいいです
僕は銀髪猫耳?のソフィアを選択しました
※シナリオ兼ディレクターの工藤啓介さん曰く茶髪→銀髪→金髪に順がおすすめらしいです(はよいえや)
「私のミスでした。私の選択、それによって招かれたこの全ての状況。結局どう進めてもまあいいやという考えになるなんて…」
後悔はありません、後悔するほど別に心象悪くないし
僕はこの銀髪→茶髪の流れのほうが「主人公の約束、目的」という視点で見た場合、あとくされないかなと思っています
ソフィアはかなりかわいいかなと思います、ヒロインのなかでソフィアが一番かわいい。この子さ他ルートでも好感度稼いでくるのずるくない?
ここから感想になりますが体験版までやってる人前提で話を続けていきます
そうは言ってもネタバレするんだけどね

ソフィアシナリオはとにかく情報量が多いです
これでもかってくらいドロドロの腐敗政治の中には蟲が入っており 邪魔する同胞を殺してしまいました~!すっかり連邦も立場を弁えるわけもなくぅ 決意の戦争をした所で お次に圧倒的存在感の合衆国と帝国の部隊が防衛~!助かる~!ドロドロの戦争の終わりには新たな国を建国してしまいました~!
という感じです。これでもかなり重い、上記のとおりヒロインの中ではかなり魅力がありました。他シナリオでも面倒くさい女の子で、好感度を上げてくるぞ!この雌豹!

レイリシナリオは平和です
女学生のガキの秘密と戦争をめぐる話です
話だけ聞くと平和か、これ?と思いますが平和です
そもそも我々レイヴンもとい日本人の思う平和は完全に戦火から切り離された世界のことなのでこの「アンラベルトリガー」世界の平和とは少し定義が違います
レイリが中立特区に来た理由は「両親を殺した敵を殺すこと」
主人公榊カイの目的は「幼馴染の紗衣奈を殺すこと」
これらを解消するのがこのシナリオにおける着地点なのかなと思います。主人公の切り札を見てくれや
レイリに手紙を送る謎の男、一体誰なんだ
恋愛公式以来のじゃあね電車バイバイです

最後にミリセント(ミリィ)ルートは混沌です
別にかっこつけてるとかではなく、僕の語彙ではボキャブラリーの少なさからこの表現しかできないんだなぁ。お客様目線でカスタマーサイドに立たないといけないんだよ。それあるー👍
長くなるぞ、───ついてこれるか
はじめにシナリオゲーではある程度共通ルートで分岐後「こういう話をするよ」という前座が提示されます
例えば各ヒロインの問題としてAは「友人」、Bは「過去のトラウマ」、Cは「親」など。問題を洗い出し、明確にするのが共通ルートです。それをヒロインとともに解決するから主人公の意志は分岐するわけです
一応この「アントリ」でもその流れはあります。わかりやすいのはレイリルートです
上記の通りレイリと主人公の目的を共通ルートで提示し、個別ルートで解決する。この流れ自体が明示されていました。だからわかりやすかったんですね
ではソフィアとミリィはどうだったのか、ソフィアは立場上わかりにくかったんですよ。しかしわかりにくいということは裏を返せば思考を放棄できる、よって何が来ても大体予想外なので多少の驚きはあっても受け入れることができるわけですね。
本題のミリィはどうかというと、明示されていました共通ルートで。彼女の中立特区に来た理由は「他種族間の平和の実現、世界平和」その一歩として大使(?)に赴任したわけです
とここまでが共通ルートでのミリィでした。そうだねプロテインだね
結果論ですがここで選択不可が効いてきます。選択不可とはすなわち製作者の意図として「ミリィのシナリオはソフィアとレイリルートの中身も開示するよ、絡むよ」という暗喩だったわけですね

閑話休題:他シナリオが終わるとタイトル画面に戻されるんだけど、ミリィルート解放のためにはじめから飛ばしまくって分岐画面まで行くのしんどかった。終了

全てのルートが終わりミリィルート解放です。
突然ですがソフィアルートで(susuru構文でごまかした)帝国が軍を派遣してくれるイベントがあります。ここで説得に行ったのが主人公とミリィです。ミリィのセリフに「思ってるほどヴァンプは優れてねぇし、最強ってほどじゃない、全てを敵に回したら滅ぶ」というのがあります。こんな感じでミリィは他シナリオでも逐一警告警鐘してきました
前述したとおり彼女の汲むべき流れは「世界平和の一歩」です。それが共通ルートで明示された役割です。だけど薄いんですよね
建国、戦争妨害ときて中立特区の治安改善?これでは見劣りします。正直ミリィルートがこれだったらくそほど叩いてました、なんてことはなかったですが茶番だなと思いました。失望ってやつですね
僕は予想を裏切られたときに琴線が触れるんですよね、ウマ娘の話でもしましたが新解釈や固定観念を破壊されたときにとてもワクワクするんです
先入観を逆手に取られました。共通ルートで提示された問題と他シナリオで提示された問題は違います。ですがどちらも根幹は同じなのです、「世界平和の一歩」その理想を実現するために現実で非情な選択をする
結果シナリオの量が他シナリオと比にならんレベルで多かったです。エロシーン飛ばしても12時間かかってんぞ俺
ミリィルートこそが同人でゲームを作る、作品内で自分の思いを表現するその集大成感がありました、つまり伝えたいこと全部詰め込んだってこと
世が世なら普通に反政府のプロパガンダみたいな作品として規制されそうだな
ゴジラ‐1.0でも思いましたがかなり攻めてます
この作品の共通ルート体験版でも存在が示唆されていた「アーマゲドン」あれ原爆だよな
「アンラベル・トリガー」のタイトル回収はよかったですね。弾丸一発で始まる争いもあれば、終わる争いもある
他にも様々な因縁の決着が綺麗に完結していました
紗衣奈の行動理念も明らかになるしね
僕がアントリで好きなシーンはすべてが終わり、少女と再会するシーンです。あそこで泣きました

まとめ
やばいぜ、中身スカスカなのにミリィルートの内容で半分食っちまった。よく考えたらnoteに書いた方がいいんじゃないか?
まあいいや後でコピペするか
評価だ
シナリオ
ミリィ>>>ソフィア≧レイリ
ヒロイン
ソフィア>ミリィ≧レイリ
別に細分化する必要あるのかな戦争じゃ、戦争ダメ絶対
ではでは~
2時間かかったぞ…

コメント

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