「その森に入ってはならない」
そんな言い伝えが古くから存在する森は鬱蒼と生い茂る草木によって深林と化している。
昔からそこでは奇妙なことが起き、迷い込んだら永遠に帰り道すら分からなくなるという。
だがその森に入ろうとする者は妖怪悪鬼、魑魅魍魎さえも侵入するが帰って来れた者はいない。
ただ石碑に残る伝承によれば、その不可侵の森には桃色の髪を靡かせ、三日月の現身の如き刃を振るう美しき獣姫がいるという。
知の者は彼女を恐れ敬い讃えるだろう。「不尽山の守護姫」と。
これは、古来の神話から別たれ続く物語。
どうかその生涯に、美しき決着を。
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P,S エイプリルフールなので未だ中身の無い考え中のお話を少しだけ投稿しました!
内容は【和風ファンタジー】で題名や根幹部分だけを考えていましたが、どうでしょうか?
現在執筆中【月下に示すは汝の意志なり】がファンタジーの王道たる西洋ものですので和風系も考えてはいたのです。
ただ陰陽や忍術やら、武器や防具やらと考えていると執筆中のお話が飛んでしまうので深くはまだ考えていないのですが……反響があれば書くかもしれません。
なにせ千葉県には有名長編和風ファンタジーがありますし!
それと今回も【bing image creator】で絵を作ってみましたが、やはり日本風のものを描いて貰うと失敗しますね。
載せられないのですが、刀が妙に小さかったり持ってなかったり色々問題がありました。
何より少しでも血の表現はNGだったので、あくまでイメージだけでもして頂ければ嬉しいです。