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続きです

少し間が空いてしまいましたが新章をお届けします。ブログからの再録ですが、結局完全新作と同じぐらいの労力がかかってしまいました。
以前も別の場所で話した通り、今回のエピソードは新庄耕『ニューカルマ』を読んで思いつきました。今回加筆するために再読しましたが、やっぱりつらい話でした……。
原作を初めて読んだ時に感じた怒りややりきれなさを、少しでも再現しようと試みたつもりですが、それが上手くいったかどうかは読んだ方の判断にお任せします。
ネットワークビジネスという、現実では白とも黒とも言い切れないグレーゾーンの領域について、フィクションの中で明確な是非を付ける必要はありませんから、それならそれで思い切り荒唐無稽に描いてみたかったのです。
……とはいえ、当初とはずいぶんと違うトーンになったと思います。その七転八倒ぶりをご笑覧いただければ幸いです。

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