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花の贄完結に寄せて

 小説投稿サイトへの投稿を開始しておよそひと月…。
 本日、拙作「花の贄」が完結いたしました。

 元々公募用に生み出し、(作風が賞に合わないのではないかと思いつつ)メフィスト賞に応募し、見事に落選した作品です。

 2年ほど前から色々な新人賞に応募しては落選を繰り返してきました。新人賞の公募は孤独な道です。多くの出版社様は落選作品など一顧だにしないため、自作のどこが悪かったのかも解りません。それどころか本当に読んでいただけたのか、何なら受け付けられたのかさえ判らないこともしばしばです。

 そうした中で徐々に精神をすり減らしたのか、花の贄を書き終わった後、まるでエネルギーを吸われたように執筆が一切手につかなくなりました。黒い感情が邪魔をして読書さえもできなくなり、ぼんやりと4か月を浪費してしまいました。

 8月に入り、花の贄が雑誌メフィストに影も形もないと解ると、私は衝動的にweb上の小説投稿サイトに登録し、花の贄の投稿を始めました。同時にTwitterにもアカウントを作成し、多くの小説家志望の方と電波の上での繋がりを得ました。

 電脳世界には様々な情報が溢れていて、これまで自分がいかに無知・不勉強であったのかを思い知りました。自分が正道と信じる道以外は何も見えていませんでした。フューレンプレア(花の贄の登場人物)と同じです。まさか自分より自作キャラの方が先に成長してしまうとは…。

 公募作品のコピー&ペーストでいいや! と気楽に始めたweb投稿ですが、読者の方に読みやすいように形を整えるのが思ったより大変で、また結構な加筆修正も行ったので、8月は投稿にかかりきりでした…。次はもう少しスマートにやりたいものです。

 作品はそれなりにたくさんあるのですが、自身の技術向上に伴いプロットから作り直すので、次作投稿にはやや時間を頂くかと思います。頑張る女子主人公コンテストに出せそうなのが一作あるけど、間に合うかなぁ…(無理だな)。

 しばらくは自作の大規模リフォームをしつつ、カクヨムでは読む専、Twitterでは宣伝民に擬態することにいたします。

 今後ともよろしくお願いします。

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