情報をテーマにした小説を書いて思うこと

はじめに。小説を書くのはやはり楽しい。
仕事の時間を削ってしまいたくなるほどに。
一日中、小説のことばかり考えてしまいます。

今回、情報をテーマにした小説「情報快楽主義者」を書き始めました。

これはどうしても伝えたいことがあり、書き始めた小説です。
TV・新聞・雑誌・WEBメディア・SNS、情報が氾濫している現代。

何が正しいのか、誰が正しいのか、どこが間違っているのか、
常に混乱し続けているように思います。

問われるのは情報リテラシー。

発信側と受け取り側、どちらを厳密にするのか。

情報の流れを俯瞰すると、少数である発信側を制御するのが普通だと思いますが、これが難しい。

意図的な情報操作やフェイクが横行している。

なぜか?

一番の理由は、お金を稼げるから。

発信側が嘘をつくと、受け取り側が信じられる情報は無くなる。
結局、今も昔も情報を制御する人間が強い。

受け取り側は、知らない間に情報に踊らされる。

なんとなくイメージできている、危険に思っている人は多いと思うが、想像が追いついていないのも事実。

これを私の本業である記事として警鐘を鳴らすのでは無く、
創作の力を借り、もっと現実味を持って詳細に描けないか。

そう思い執筆をはじめました。

この小説の完成後、ほんの少しでも良い。

情報の扱い方が変わることを祈って。

4件のコメント

  • 「情報快楽主義者」を読んだ当初、豊川信用金庫の取り付け騒ぎや、都市伝説の「オルレアンのうわさ」を思い出しました。

    でも実際にはそこから更に一歩踏み込んだ、悪意や害意が絡む内容だったんですね。

    創作だからこそ描ける、起こり得る可能性の先。
    情報の持つ力や扇動される民衆の心理が大好物なので、どうなるかとっても楽しみです。

    更新じっくり待ってます! ||ω゚)
  • コメントありがとうございます!

    不勉強なもので、「豊川信用金庫事件」「オルレアンのうわさ」を知らず、調べました。教えていただきありがとうございます!

    仰るとおり、得体の知れない噂では無く、悪意や害意を含む内容です。
    情報、感情、行動、それぞれがどう結びつくのかを表現出来ればと思っております。

    平日は執筆の時間が余り取れないため更新が遅いかと思いますが、もしよろしければお付き合いいただけますと幸いです。
  • ツイッターからきました。

    とても興味深かったです。

    素晴らしい作品を有難うございます。
  • おむすびころりん丸さん
    お読み頂きありがとうございます!
    “情報”をさまざまな視点で描きますので、
    またお読み頂けると嬉しいです!
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