はじめに。小説を書くのはやはり楽しい。
仕事の時間を削ってしまいたくなるほどに。
一日中、小説のことばかり考えてしまいます。
今回、情報をテーマにした小説「情報快楽主義者」を書き始めました。
これはどうしても伝えたいことがあり、書き始めた小説です。
TV・新聞・雑誌・WEBメディア・SNS、情報が氾濫している現代。
何が正しいのか、誰が正しいのか、どこが間違っているのか、
常に混乱し続けているように思います。
問われるのは情報リテラシー。
発信側と受け取り側、どちらを厳密にするのか。
情報の流れを俯瞰すると、少数である発信側を制御するのが普通だと思いますが、これが難しい。
意図的な情報操作やフェイクが横行している。
なぜか?
一番の理由は、お金を稼げるから。
発信側が嘘をつくと、受け取り側が信じられる情報は無くなる。
結局、今も昔も情報を制御する人間が強い。
受け取り側は、知らない間に情報に踊らされる。
なんとなくイメージできている、危険に思っている人は多いと思うが、想像が追いついていないのも事実。
これを私の本業である記事として警鐘を鳴らすのでは無く、
創作の力を借り、もっと現実味を持って詳細に描けないか。
そう思い執筆をはじめました。
この小説の完成後、ほんの少しでも良い。
情報の扱い方が変わることを祈って。