アンタには24時間あげるわ。
女はいきなりそう言った。
だから第二章を書き上げなさい。分割までは勘弁してあげる。言ってたわよね、殆どが調整だけだって。だから、出来るわよね。
僕には言い訳がたくさんあった。でも何故か言えない。女が怖かった訳じゃない。言い訳をするとすべて自分に返ってくる、そんな予感があったからだ。
良い?いくら思いついても、先は書いちゃ駄目。複線回収のためのものも駄目よ。昔のを思い出して書くのも駄目、どうせ断片しか思い出さないでしょ。
スタートはそうね、次のあの子のお話を公開予約してから、にしましょう。
そうよ、アンタがこっちでも書き散らすから、中抜けなの。次で連続ストックは切れるのよ!何でビミョーな季節感なんかつけたのよ!
僕は謝るしかなかった。言い訳なんかしなくても、僕のカラダハボドボドダッタ。