神田椋梨

中学3年生の女の子、安茂里さんはいつだってヘッドホンをしていた。周囲に嫌気が差していたからだ。安茂里さんがクラスメイトが乗る電車を避けて、夜のホームで一人でいると、お節介な男子が…

おうちの中で生活のほとんどを満足してしまう私が、創作や趣味について広く浅く適当に語ってみようと思い立って、この有様。佃煮って何を材料にしても全部同じ味になるよね理論をもとに、いろ…

夏休み明けの八月末、わけあって陸上部を辞めた中学二年生の乙守稔。そんな彼が新しく入った部活は「料簡と理の研究部」という怪しい部活だった。その名前に違わず、部活には癖のある部員ばか…

中学二年生の汐崎湊人（しおざきみなと）には気になっている女子がいる。同じ部活の女の子、小宮山梓（こみやまあずさ）だ。病欠している間に知らない部活に引き抜かれて、美少女と二人で部活…

気が付くと、そこは過度に眩しい光の世界だった。そこに居た「私」には記憶も感覚も無く、時間の概念もあやふやだった。抽象画のような空と大地、それと駅。何処からともなく流れてくるピアノ…

棚柄餅太は大学入学早々に高校時代からの思い人に振られて、居場所を失ってしまう。そんな意気消沈、絶望の淵の主人公に手を差し伸べたのは、怪しすぎるゴシック少女だった！？怪しい天文観測…

「5分で読書」応募作 テスト前に学校に居残って勉強する真也と凪。二人の思いは同じなのに変化を恐れて思いを伝えることが出来ない。 そんな二人に少しだけ変化が訪れます。

夏の風景やにおい，音は私を感傷的にさせる．その感情は私の中で何かを変えてゆく．