22:50 に起きたこと 完本に際し
お越しいただいた方々、ハートや星を下さった方々、本当にありがとう存じます。
二日連続13位……いやはや。自分でも信じられませぬ。
何も持たない私はにとって、誰かに見つけていただいて、作品を読んでいただくことなどこれはもう、奇跡なのでございます。
この22:50 に起きたこと と言う物語は、
私と相方が数年前からずっと温めていたアイデアでございます。
発端は、私が新宿歌舞伎町にあるビジネスホテルのエレベーターで、上半身裸で、片一方のスリッパを履いた男性と、その男性に泣いてすがりついている女性と鉢合わせまして……
「何?この状況?」と思ったことにこざいます。
このことを相方に話したところ、色々と考察大会がはじまりまして、そのディスカッションの過程で、
「これって新しいんじゃないか!?」と二人で盛り上がったことで、この物語のアイデアが生まれました。
二人で話し合いながら物語を作ってるもので、毎回毎回何かと喧嘩をしたりモメたりする我々なのですが、
この作品に関して言えば二人とも、自信を持って世に送り出すことができました。
何が良いって、この手法でしたらいくらでも作品が作れそうな所ですよね。よかったー!最初にやっといて!!笑
と言うわけで、いつかネタに困ったら同じような手法の作品が出てくるやもしれません。
今度は恋の話じゃなくて、もっとぶっ飛んだ設定にしたいなと思います。
……などと色々もうせども、一番言わねばならぬのは、この作品を見つけてくださった皆様に向けた感謝と尊敬の念にございます。
真に、真に、ありがとう存じます。
また、違う作品でお会いしましょう。