奈良ひさぎ

とある電機メーカー営業職として働く、社会人一年目の仁方由介（にがたゆうすけ）。ある日いつものように仕事を終え帰宅すると、「死刑執行のお知らせ」と大書された封筒が届いていた。くだら…

奈良ひさぎが2024年以降でやった新しいことを、つれづれなるままに書くだけのエッセイです。 自創作でやった新しいことはnoteで書きます。創作以外の試みだけこちらで連載。

別に何か買い物をするわけでもないのに、ついつい入ってしまう場所。それが、無印良品だ。

何もイオンモールに限った話ではないですが、ああいう大きなショッピングモールに度々行く私が、つらつらと思ったことを書いてみました。

#匿名短文元神童企画 に提出した本作について、何か追加で語れそうなことがあれば語ります。 匿名企画に出した作品の解説的なものを作るのは初めてですが、のんびり見てやってください。

感想というか、ほとんど雑談になってしまいましたが、企画作品の中で気になったものをピックアップして感想を書いてみました。ちなみに私も参加しています。自分の作品に感想を書いたかどうか…

生成系AIが創作界隈で話題に上がるたびに、何とかしてAIの力を上手く借りて、円滑に創作活動を進められはしないかと思うのですが、どうにもいい方法が思いつかない。あんなことやこんなこ…

私小説なのかエッセイなのか、境界があいまいなシリーズ。一応私小説寄りのつもり。 参考にしたりしなかったりしてもらえれば幸いです。

私が7月12日に見た夢の内容です。15分毎に棚の商品が入れ替わるというのは実際に見たもので、あとは脚色。

妻のために、会社の最寄りから二つ隣の駅前で売っているプリンを買って帰る。 それはその日、不倫相手と密会してきた証になってしまっている。

人生の中で食事できる回数が決まっているのなら、一回一回を大事にしたい。そんな考えで、私は生きている。

過去に書き出し祭りに参加した時の記録と、小ネタなどがあれば共有します。提出時の本文も載せていますので、ぜひ見ていってください。今後も気まぐれに参加する予定ですので、文章の癖から参…

『メズマライザー』、とにかく考察しがいのある深い作品だと巷で話題です。それを見て、「考察される作品」とは何かを考えてみます。

罪らしくもない罪を犯したとされる私は、牢屋にて致死量に届くほどの麻酔薬を打ち込まれる。それは私をかの国にとって都合の良い操り人形へと変貌させるため。

那智の滝――それは、自然の凄みを間近で感じられる場所。

ひょんなことから、クラスメイトの付内(つきうち)さんがゾンビであるという秘密を知ってしまった僕。以来、自力では体を再生しきれない彼女のために、僕は彼女のお腹に刃物を突き立てて、殺…

斜め後ろの席に座っている、菜乃(なの)。最近やたらとこっちに熱い視線を向けているのは知っている。一方で、女の子どうしで一度は恋愛してみたいと思っている私。あくまで菜乃の方から「好…

折れそうなほどの脆い筆なら、早く折ってしまった方がいい――

？？？「80年は人間にとって相当長い時間らしい」

吉野の桜に、二人して魅入られて。まるで、夢見心地のような。

中年になってからの単身赴任。偶然にも、隣の部屋に住む未亡人の佐那子(さなこ)さんに出会う。これまで会ったことのないタイプの雰囲気を醸し出す彼女に、私はみるみるうちに惹かれ。そして…

個人企画をやります。期間は5/1～6/30、なんと2ヶ月間！ ふるってご応募ください。保証はできませんが主宰も一作出して、巡回しに行きます。

汗を滲ませ小説を書く。敗戦色が日々濃くなり、世間が暗い方向へ行くのを感じながら、自身まで堕落してしまわぬように。

人の飲みかけを見つけたら、そこから持ち主を想像するのが好きだ。

以前から何となく思っていることを書きました。間違ったことは言ってないつもり。過激なことを言う人間は大体そう主張するんですが。

あれこれ悩んで結局作品を出さないより、えいやと出してみるのもまた一興という話です。「未完の名作より完結した駄作」とも通ずるものがありますね。

ここは地獄。通り一遍の苦痛を与えるのもいいが、現世の流行りに合わせて地獄もいろいろ変わっていかねばならない。これは地獄に代々続く名家の女が、今時な地獄を目指して奮闘するお話。

世界の中心で愛を叫ぶなんて、そんなことができたら苦労はしない。

海外・国内・温泉と、私の行きたい場所をひたすら羅列してみました。このうち今年の間にどれだけ行けるのか、そしてここに書いていない場所をどれだけ開拓できるか。旅行好きとしては頑張りた…

俺は異世界転移ものの小説を読むのが好きだ。 それは自分が異世界転移して、ウハウハする夢を見てしまうくらい。 しかし現実はそんなに甘くない……？

ふと思い立って、ある料理の作り方をネットに上げてみた。以来私は、旦那と一緒に簡単で美味しい料理のレシピ＝バズレシピを、試行錯誤している。それは二人でいろいろ悩める、魔法のような時…

Uターンラッシュで渋滞に巻き込まれて暇なので、しりとりをします。以上。

有給を取った日の朝、目覚めてみると外が大騒ぎ。越してきてまだ五年の俺は、訳が分からなかった。しかし話を聞いていくうちに、どんちゃん騒ぎの正体に気づいてゆく。それは……？

二月二十九日は、四年に一度訪れる。それはもはや、珍しくもなんともない。それより百年に一度、四で割り切れるのにうるう年ではない年に訪れる『三月〇日』の方が、よほど特別だ。

妖獣と呼ばれる、人間と同じ姿ながら人を"食糧"にする種が存在する世界。 主人公もまた、狐と狼の血を引く妖獣の一人だった。ひっそりと人間に紛れて暮らしていた彼はある日、妖獣を退治す…

とある王国の王子に執事として仕える青年、アルバ。彼はある日ほんのささいなことで王子の怒りを買い、殺されてしまう。 しかし死んだ後、彼は死神と名乗る存在に出会った。名前はシェド。ア…

私の名前は、寺阪舞(てらさか・まい)。少しジト目気味であることを除けば、ごく普通のどこにでもいる中学二年生。しかし新学期初日、私の前に転校生の女の子が一人、現れた。その名は、蕗塔…