社会人になりました

どうも、こんにちは。れのんです。
最近は体調の方も善くなってきまして、執筆作業はゆっくりと順調に進んでおります。
社会人になったということもあり、時間のメリハリがついて、執筆の時間を確保しやすくなっています。大学時代、特に3,4年生はあまりにも生活習慣が乱れて、家にいてもひたすらゲームの毎日だったので、多分今の方が執筆活動は充実してますwww(今もゲームはしてるけど!)
仕事は幸い多忙極める職種ではなく、また新型コロナウイルスの影響を受けにくいものですので、しばらくは安定して進められるのではないかと思います。
思えば砂塵の狼を書き始めたのは受験期から大学あがったばかりぐらいのことです。実は在学中に完結するというプチ目標がありました。無理に決まってんだろオォイ!!!!!3年生辺りで「あっ!これ無理じゃん」って思ったので、腹くくって一生かけて書き続けることに決めました。頑張れ!頑張れのんこ!

少しシルクロードの話をします。
最新話で、月華義団一行はようやくウテンに辿り着きました。ウテンは、ホータン(和田)の過去の名前であり、そこはオアシスにおける東西交易の要衝都市であります。砂塵の狼のイメージする時代は仏教の盛んな地域であり、たくさんの仏塔や寺院が建てられておりました。
やがてイスラムの侵略により、この近辺はイスラム化が進みます。イスラム教(作中では回教と表記します)への転向は必ずしも絶対ではなく、税を支払えば他宗教を信じていても構わなかったそうです。
東西多くの文化が入り乱れるということは、人々はある程度、多様な文化を受け入れていたと考えています。いろいろなものが入ってくるからこそ、人々は寛容な心を持っているのでしょう。きっとウテンはどんな価値観にも寛容だという点から、「どんな種族、どんな価値観を持つ人も差別せず受け入れる」と解釈しました。現代の言葉で言うところの、ダイバーシティです。そんな精神が、交易旅をする民にはあったのだろうと考えます。
もちろん、奴隷などはいたはずなので、私たちが思うような"自由"をみんなが享受していたとは言いませんが(当時と現代ではその辺の倫理観も違うでしょうし、もう少し勉強して考えてみますね!)、ダイバーシティというような観念があったかもしれない、あったらいいなと思って、舞台設定をした所存であります。

今日はこの辺で語るのおしまいです。
近々更新される砂塵の狼ドキドキ温泉回、お楽しみください!

れのん

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