本日公開の最新話は、ちょっとでも雰囲気が変えられればと思って書いています。
ヒューマノイド《冒涜の遺伝子》 Ver.3.0.
https://kakuyomu.jp/works/16818093087088417051#1.08. Kobold [Mirai]
https://kakuyomu.jp/works/16818093087088417051/episodes/16818093089582026419今までシリアスな場面が多かったので、カルチャーショックをテーマに和ませようとこのシーンを書いています。
結局未来にはシリアスなショックがありましたが。
この話の視点になっているキャラクター、未来は、もともと乙ゲーの主人公を目標に書いていたんです。
「普通の女の子」として、無個性なキャラクターだったはずなんです。
するとですね、ストーリーも生きているので、改稿しているうちにキャラクター同士の生態系が組み上がり、この子は自然淘汰されないよう進化を遂げるのです。
適者生存の法則で自らキャラを確立していったという、自分でもすごく不思議な経験です。
今では、元看護師という裏設定や、夢見がちなところ、ミーハーなところがあるキャラクターとして進化中です。
そして、Ver.1.2を見ていただくと分かるのですが、もともと若葉家の使用人ってほとんど出てこないんですよね。原案では三人しかいませんでした。今思うと人手不足が深刻です。
そして、ヒューマノイド世界のキャラクターの生態系に、新しい層が発生するのです。食物連鎖で言うところの小動物くらいの層に、名前と役割しか決まっていない使用人がワラワラと自然発生しました。
大変なんですよ。ストーリーや世界観に命を吹き込むことができた喜びはあるのに、文章力が追いついていないのではないかと不安になる日々です。
更新ペースを落とさないために書き続けないといけないので、ちょっとキツい💦
そして公開している部分を見返すと、誤字や情報の不足を見つけてしまうので、ちょくちょく直していたり、放っておいたり……。
ストックを持つ余裕が持てるまで、頑張って書きますから! その時にまた修正入れますから!
さて、次回公開するお話は、Ver.1.2、Ver.2.0で暗殺されていた人の視点です。
ネタバレすると、この人は今回死にません。その事件を入れるがためにストーリーがややこしくなったので。
12月3日 17時公開
#1.09. Nymph [Kasumi]