男はタブレットを買った。 「これがあれば、メール、映画、マンガ、カメラ…なんでもできる！」 それが彼の口癖だった。特に電子書籍がお気に入りのようだ。 《紙なんてもういらないね！…

僕はデブだ。そのことにコンプレックスがある。 学生時代はロクな思い出がなかった。 同級生からは毎日からかわれ、次第にふさぎ込んでいった。 ある日、日課である散歩コースを歩いてい…

むかしむかし。西瓜（スイカ）で生計を立てる男がおった。 今年も、豊作とよろこんでおったが、畑にどろぼうがでよった。 形跡から察するに犯人は動物ではなく、人間だ…。 そこで男は考え…

あるところに漁師がいた。漁師は海の生き物を獲って、生計をたてていた。 ある日、漁師のところへ動物愛護団体の人がきた。 「なんで海の生き物を殺すのですか？」 「生きていくためだ。…

「うわあぁぁぁ！」 「白い悪魔だ！…ハナック！　奥に逃げるぞ！！」 オレはハナック。 相棒のブガーとともに今日も白い悪魔から逃げている。 いつからここにいたか…覚えていない。 あ…

「大変だねぇ、野球部は…」 ニヤニヤしているクラスメート。 ボーズ頭をからかうイヤなヤツだ。 「週末は練習試合だって？」 「ああ、相手は格下たけどな。もし負けたら頭を丸刈りに…

恋愛経験がないことを悩む男子学生。 その悩みを先生に打ち明けた。 先生は男女の関係を船と港で例えることにした。

「今回の依頼は…？」 『そこの窓から見える女がいるだろう？あの二人を…始末してくれ…！！』 男は思い出した。 「…あの女はアンタの奥さんじゃないのか！？」 『かまわない。ヤツ…

朝、眠たい目を擦りながら台所へ…。 台所のテーブルには一枚のカード。 これは…なんだろう？

学校へ行きたくないという娘。 母はどうにかワケを聞き出し、諭して娘を学校へ行かせることができた！ （がんばるのよ！我が娘…！）

「よく来たな、勇者よ…！」 「大魔王…！」 「一人でくるとは…見上げた根性だ…！」 大魔王は玉座から動かない…！

彼氏とデート中、２人は昼食をカレーに決めた。 本格的な内装や店員の明るい接客に慣れたころ、カレーが運ばれてきた。 しかし…スプーンが…ない！？

茶碗を売る店があった。そこの番頭はソロバンが得意であった。ある日、お客さんが金の茶碗を買っていったが、五十両足りない。しかしお客さんは払ったと主張する…。五十両はどこに…！？

夜十一時。俺は車を運転していた。 前方には一人の男が立っていた。…よく見るとそれは知り合いだった。 車に乗った高橋は… 「モヤが…黒いモヤが…！！」 「お、おう。わかった、わかっ…

毎日毎日夜遅くまで働く父。 それもこれも…家族を養うため。 ある日、妻から子どもたちの様子がおかしいと聞いた。 最近お金を貯めている…。 一体、なんのために貯めているんだろう？

「いってきます！」 娘が元気に出ていった。ふと台所には娘の日記が置いてあった。No.3と書いてある。 私には少し負い目があった。 仕事中心の生活で娘は夫といることが多い。 娘…

まんぷく丸とよばれる男がいた。飲み食いの集まりになに一つもってこない。手ぶらできては食べて飲んで、そしてかえってゆく。ある日のこと…。 「こんどまたみんなであつまろうと思う。しか…

この国の王さまは金ピカのものが好きであった。次第には身の回りのものを金ピカにしろという始末…。家来たちはみんなで腕組みをして考えた。そこへ大臣が手を挙げた。大臣はある作戦をみんな…

「これは潜入任務だ」 「わかった…」 「本当に１人で行くのか？」 「１人の方が気が楽なんだ」 「そうか…」 「じゃあ、行ってくる…！」 安住の大地を求めて…オレは任務を遂行する！

やぁ、読者のみんな！オレの名は新米《あらこめ》！！学校を卒業して就職した新人だ。オレには悩みがある。それは上司だ。まいにちまいにちうるせーんだ。…でもな、この間の体験でやっぱり言…

時刻は夜7時50分……。 (もうすぐ、か……) わたしは腕時計で時間を確認した。 もうじき、ここは騒がしくなる。 今いちど、周囲を確認する。 地形の把握、緊急時の避難経路の確…

「アイスクリームが食べたい……！」 そんな理由で【1分で読める創作小説2025】に 投稿を決意した作者レッドハーブ……。 読者の反応やいかに……！？

……ふぅ。 わたしは呼吸を整える。時刻は夜８時……。 わたしの仕事？ そうね……人を幸せにすることかしら。少なくともわたしの行いに救われる人、感謝する人がいるわ。 ……ガチャ…