「こんばんわ皆様。ルリアです。第216話が投稿されました」
「ルリア。私は今回出てきたわけではないのだが、ここに来て良かったのだろうか?」
「何を言っているのですかロバート。エヴィデンシア家の当主は貴男なのですから堂々としていてください」
「いや、何というか、場違い感が大きくてね」
「でもロバート。軍務部での職務は本当に大丈夫なのですか?」
「ああ……行政館での書類仕事なら、この身体でも支障はないからね……」
「……ならば、良いのですが……」
「それよりもルリア。君の家柄的に仕方がないとは思うが、そろそろ眉尖刀の修練はほどほどにして、貴族家夫人としての振る舞いを身に付けてほしいのだが……」
「……頑張っておりますよ」
「ルリア? 視線が逸れている気がするんだが」
「え……そんな事はありませんとも……、ロッテンマイヤーの指導はそれは厳しいものです」
「……まあ、頑張っているなら良いんだが……、夜中に眉尖刀を持ち出して裏庭で修練するのもほどほどにね」
「……気付いておられたのですか……」
「それはね……毎夜夜中に居なくなれば、いくらボクでも気が付くよ」
「…………気付いたのはそれだけですね」
「え? 何か言ったかい?」
「いえ何も――それでは皆様、次回の投稿報告でお会いいたしましょう」
「…………?」