「皆様、おはようございます。フローラです。第153話が投稿されました」
「おはよう、フローラ」
「おはようございます。旦那様」
「マーリンエルト公王夫妻は、当たりが柔らかい割にグイグイ来るよね」
「そうですね。押しが強くて、陛下に先に言葉を頂いていなかったら、うっかり応えてしまいそうでした」
「ノーラ様がいて下さって良かったね。俺はマティウス様と陛下の方にいたから、気が気ではなかったよ」
「私いまだに思うのですが、レガリア様もそうですが、まさかノーラ様やエステリア様などの貴人の方々と言葉を交わすことになるとは、ついぞ考えておりませんでしたので、時折現実感が無く、まるで夢の中にでもいるような心持ちになるときがあります」
「確かに……俺もたまに、今の俺が現実のように感じる夢で、前世の世界で目が覚めるんじゃないかと考えるときがあるよ」
「それは嫌です旦那様! ……私、ちゃんとここにおります。現実ですから……」
「ああ、泣かないで……フローラ。」
「……済みません旦那様。私、少し情緒不安定になってしまいました」
「ごめん。俺もうっかり変なこと言った。今日はここまでにしようか」
「はい、旦那様。……それでは皆様、また次回の投稿報告で会いいたしましょう」
「それでは」