『幽世のリリン』、一ヶ月記念の第二弾として
第90話「そして、サバトの魔王はこの地に降りた」を更新しました。
前回は「母の魂を捧げた夜」。
そして今話では、その先にあるもの──
・サバトの魔王との“契約”
・スラヴの死の怪物コシチェイ
・魔界植物バロメッツの、あまりにも残酷な実演
・いじめ加害者・浦辺が「逆に」拘束される光景
・そして、力を得た淳の心に芽生える“万能感”と“毒”
「世界の理不尽をひっくり返せるかもしれない」
その甘さが、少しずつ、しかし確実に
淳を“もう戻れない場所”へ運んでいきます。
サバトの魔王が降りた夜は、
彼にとって“救いの始まり”なのか、“破滅の始まり”なのか。
第89話とセットで読むと、
栗落花淳という人物が、ただの“悪役”ではなく、
「人間の弱さごと抱えたひとりの少年」として立ち上がるように
書いたつもりです。
もしよければ、この夜のサバトを
見届けていただけたら嬉しいです。
https://kakuyomu.jp/works/822139838714206414/episodes/822139840400883214