R09(あるク)

本日三回目の更新です。
今回は、翔太の“核心”がついに露わになります。

『第54話　——その“獣”は、俺の中にいる』

謎の組織のエージェント・大熊が告げた言葉——
『反キリスト』。“６６６の獣”。

父が追い続けていた存在が、
“世界の破壊者”が、
自分の中にいる……!?

十字架の冷たさと、刑事のような視線。
たった数分の会話で、翔太の世界が軋みはじめる。

息が浅くなる。
胸の奥で、知らない何かが目を覚ましそうになる。

そのとき——
美優の言葉が“空気”を救い、
翔太の心がわずかに戻っていく。

翔太の存在そのものが、世界の運命を揺らす回です。
ぜひお読みください。