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ファントム・ルーラー、あとがきに代えて

こういうの見るのも好きな方もいるかなと思い、キャラクター紹介を裏話的に公開します。

★登場人物紹介★

・ユーリン

本作の主人公兼ヒロイン。師弟コンビのバディものなので彼女もあくまで主人公なのです。
白銀色の髪、翡翠色の瞳。猫目的な感じで縦スリットの瞳孔。
なんか調べた文献にキョンシーの目がそんな感じに光るみたいな記述があったので翠眼です(しかし何の文献だったか忘れちゃった……)
前髪の両サイドが長い特徴的な髪型。
白銀の髪は過去の体験によって後天的にそうなったもので、もともとは多分柔らかな栗色の髪とかだったのでしょう(他人事)
小柄で華奢。男女の別がつきにくい体つきで、柳腰という設定があったり。無乳なので腰で魅せるべし!です。
十代半ば。

利発で基本的には素直な性格。恋愛事は大の苦手。これも過去の体験によるもの。なのでたまに拗らせてしまうタイプ。
師匠であるグウェンのことは慕っているものの、その「好き」という感情自体に後ろめたさがある。
ラストでは超絶美仙女に!でも無乳。


・グウェン

本作のもう一人の主人公。師匠ポジションです。
霊幻道士がかっこよく活躍するお話にしたかったので生まれたキャラクター。
あとモデルもいます(ただし複数、例えばゼノギアスのシタン先生とか)。
胡散臭くもあり、かっこよくもあるお兄さんです。多分二十代後半(?)
黒髪に紺碧の瞳。青い眼というのは浄眼だからです。
仕事モードの時はオールバックにして(後れ毛的に人房だけ前髪がある)、後ろで束ねており、オフのときは下ろしています。顔は相当いい。その自覚もある。でも自分のこと嫌いそう。
お仕事モードと戦闘モードで口調というか人格が変わる。割と頭脳派というか剣術とか体術で兄に劣っていたため、法術や道術を磨いたという経緯があります。
お仕事モードとそうじゃない粗野モード、どっちも本性ではあるが、割と尻尾を掴ませないように演じてるタイプ。
おっぱい党員。
兄がアレなので相当な苦労人なのにすごいまともなキャラクターになってしまってびっくりしています。


・雪蓮

本作の美女担当。
ふんわり・たゆんとした豊満な体つきの中華美人。
予定していたよりもだいぶふんわり系のかわいらしいキャラクターとなりました。
なななんと人妻ですよ。そういえば。
こちらも人外なのでで白髪、桃色の瞳。
彼女の正体は人造キョンシー。
病を駆逐するために人工的に半キョンシー化したところ、病まで凶暴化してしまい大変なことになっちゃった感じのアレです。
クリーチャーモードの姿は淫靡な感じ(本編参照)
バーサーカー的な感じでけっこう強いぞ雪蓮!
彼女も割と不幸な境遇ですが前向きで優しいお姐さんでしたね。


・ルオシー

情報屋。葬儀会社の次男。お金持ちのボンボンですね。
グウェンとは好対照のガタイのいいお兄さんです。うーん……FGOのナポレオン的な見た目とか書いとけばイメージが近い気がします。
情報屋だけど情に厚く義理堅くなっちゃった!
雪蓮に惚れています。
ラストで分かったかどうかサンプルがあんまりないもので書きますが、「一番の親友」はルオシーのことです。つまり彼はちゃんとハッピーエンドを勝ち取りました。やったね!


・ジーン

ヤンデレブラコン兄弟子。外法道士。
〈闇落ちした霊幻道士〉をどうしても出したかったので悪の道士として生まれたキャラクターが彼です。
悪逆非道をもっと尽くしてもよかったけど、コンプライアンスを守ってもらってこんな塩梅に……!
濡れ羽色の髪に橙色の瞳。グウェンと対になる感じです。
グウェンが男っぽい美貌ならこっちは絶世の美男子といったところでしょうか。まったく発揮しどころがないけども!
法術、剣術ともに天才的なので飽き飽き。あと頭が良すぎて拗れちゃった感じ。
お役目を疑問に思うところまではよかったんだけども……な人でなしです。
たしかに人でなしなのですが、彼なりの愛はあったんでしょうね。
痩せの大食い。
身長とかあんまり考えていませんでしたがグウェンとジーンならジーンの方が数センチ高い感じで、ルオシーが一番背が高い。ただグウェンは別に低くはない。
口調は理知的で優しい分ちょっとこわい。


以上、こんな感じのキャラクター紹介でした。
万が一にも描いたり書いてもらう機会があったら活かしていただきとうございます。


あとがきに代えて以下。

狙い通りというか安定的に十三万字くらいで完結しました。
十三万字を越えると公募を受け付けているレーベルによってはちょっと字数が多いでしょうか。
そこは以前評価シートをもらったときに「ジーン側の描写がもう少しあると感情移入しやすい」とのご指摘をいただき、じゃあ加筆しようかな、余地もあるしな、というところで今回書き込みを増やしたため十三万字+。
おおよそ文庫本一冊サイズに収まる感じの物語として終わることができました。


敵方の事情というか造形を深めるのも課題だったりするので、今後にも活かしたいところです。

本編の外であまり多くを語るのが苦手ですので、今回はこれにて。
お読みいただきありがとうございました。

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