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残機令嬢、22話公開。

魔法に式がある。
ふわっとしたもののこともあれば、意味を伴う場合もあります。
作品にもよりますが、本作ではがっつり意味を伴う方です。

様態としては、プログラミング言語に近いものです。
「構造式」と言っているものが、生成した実行ファイル。
「平文」と言われているものが、プログラム本文になります。

宙に出る構造式は、見ただけでは内容が分かりません。
これを人間が分かる形に翻訳して平文にし、内容を変更したりするわけです。

今回エスカとマジックがやったのは、プログラムで言うところの「逆アセンブル」という工程。
その場でやるものではない。ひかえめにいってあたまおかしい。
しかも完全に分解しきった上で、新しい別のメイル用魔法にしました。
分かる人向けに言うなら、Android用をWindows用にした、くらいでしょうか。

こういうあたりは余談なので、本編では流しました。
ほんとは魔法を直そうという相談のシーンもあったのですが、これも削っています。
それでも3000字あるのですよね。この僅かなやりとりで。
そろそろキャラクターが、よく動くようになってきたのかもしれません。要注意ですね……。

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