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ネタバレのお話:元婚3-5

いつもお読みいただき、まとこにありがとうございます。

「元婚約者としては誠に遺憾だが、王弟殿下には破滅していただく。」
第三話最新:3-5.縁の切れるとき。のお話です。
コメントにもあったので、ちょっと解説を載せておきます。

みたくない方はバックしてくださいませ。
↓下の方から始めます
























↓ここから

人間関係が複雑で、しかもミモザが全部解説してくれないのでわかりにくい今回。
以下のようになっています。

・ロナリア:被害者
・コリネ:犯人
・ジムナ:コリネに教唆された子(というより絆されて具体的計画をした子)。ロナリアの姪、コリネと異母姉妹
・父親:コリネ、ジムナの父親。思い付きで行動する外道
・ジムナの母親:故人
------占いに出たのはここまでの五人。
・コリネの母親:元凶の嘘つき。劇中以前に出奔


ジムナの事情
・母親が亡くなってロナリアに引き取られる。ロナリアが伯母だとは知らない。
・コリネに会って、異母姉妹だと知る。
・不憫なコリネを助けたい

コリネの事情
・母親が出奔。
・父親に娼館に売られた。
・母親からいろいろ聞いている(父親からの情報だと思っているのは、だいたい又聞き)
 なお別の男の話が混じっていたり、コリネに優しくしてくれた男性との思い出を父親とのものと誤認していたりでややこしい。
・父親から聞いた(母親経由の)断片的な情報から、「ロナリアを父親が安く買えれば金に余裕ができ、買い戻してもらえる」と計画している。薬はこの子の持ち出し。ただ堕胎薬だとは知らない(不調を促す毒だという認識)
・二度薬を飲ませるも、処置が早くてまったく効果がない。焦っていたところに魔女到来。どうしよう→脅して追い返そう(ジムナ提案)→御覧の有様
・ジムナに対しては妹認識だったが、ガチ頼りになるので信用し始めている
・父親は母情報のせいで美化されている。母親は男を連れ込んだり嘘をつくので嫌っている(自分を捨てて出て行ったのでなおさら)。
・本当は人を信じたい素直な子。

父親の事情
・場当たり的に行動し、堕胎→買いたたく→仕事をさせるというアレな成功体験が染みついてる男。子どもには関心がなく、女は道具くらいにしか思ってない。
・娼館で注意喚起されているせいで、最近は同じ方法が使えていない。幸か不幸か人相は割れていない(時間が経っていたり、活動場所を変えているため)
・コリネの母親が蒸発したので、残ってたコリネはさっさと近くの娼館に売った。
・ふらふらしている間に、魔女に見つかった。

コリネの母親の事情
・コリネの父親の過去の被害者。父親と一緒にいると暮らせないため出奔。(本編時間軸より数か月前くらい)というかたぶん他の男についてった。コリネは邪魔なのでおいてった。
・虚言癖というか、嘘のつもりなく正確ではない情報を話す癖がある。コリネの名づけは父親とは違う男。
・薬のこと、ロナリアのこと、父親の手口をコリネに話している。



各々の少しずつの身勝手が、有能幼子×2によって爆発した形(
かっちり決めたミステリー仕立てではない、非合理な事件でした。
推理以上に占いで迫るので、かみ合わないピタゴラで起きたような一件にしてみました。



なお二人の名前は以下から。人物像もだいたい花言葉より。
・ジムナ→ジムナスター(ミヤコワスレから):花言葉は「しばしの憩い」等
・コリネ→リューココリネ:花言葉は「信じる心」
安らぎを与え、出会いと別れに寛容なジムナ。本当は人を信じたい素直な心のコリネの二人。

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