• 詩・童話・その他
  • SF

澄田こころ様専用連絡板

澄田こころ様

短歌のお声がけありがとうございます。
ひとまず、それっぽいかなあと思うものを三首ほど考えてみました。


(1)誰ゆえに乱るる心わたつみの たゆたふ波間秋風ぞ吹く
(私の心が乱れるのは誰のせいでしょうか。秋風のせいで海面が揺れるのか、揺れる海面に秋風が吹くのか)

含みが強いかなあという点と、ちょっと女性的な印象もするので、シチュエーションが限定されそうですね……どうでしょう。
モテる木村には似合いそうですが(笑)


(2)潮風にたなびく雲よ もろともに哀れと思え在りしふるさと
(潮風にたなびいている雲よ、私と一緒に昔の故郷を懐かしんでおくれ)

ご領地がだいぶ様変わりしてしまったこと前提になりそうな感じですが、一応、記憶の中の故郷と現状を見比べて、ふっと口ずさんだ感じにはできるかも……落とし所どうしましょう。(汽車の中で詠んでも良いかも?)


(3)在りし日のくにを思ひてみをつくし 眺むるわたの原や尊し
(かつて国の行く末を思って国もとを離れ、戦い終えてこうして眺める海原はやっぱり素晴らしい)

「くに」に日本国とご領地の両方を含んで、
「みをつくし」には身を尽くしと澪標を掛けてみたんですが、
国もとで詠んだ感は出るかなぁとは思います。

忠祟さんって、割とストレートに気持ちを詠む男前な歌が多いような気がするので、もっとイメージに近いものができたら追記しますね。

上の例から、もっと「こんな感じ!」ってリクエストあればリテイクしますんで、遠慮なく仰ってくださいな^^

19件のコメント

  • さっそくありがとうございます!

    それも、3首も! できる人ってさらっとこういうの詠めるんですね。
    すごいなー

    (2)がいいかなーと思いました。ついつい、口から思いがこぼれ落ちた感があると感じたので。

    この歌で十分でございます!
    ありがとうございます。来週中には公開めざします。
    そして、歌の提供者も明記させていただきます。

    お名前出してもいいですか?
  • 澄田こころ様 こちらこそ、お声がけありがとうございます^^
    一発採用ですか! わーい、ありがとうございます!
    そんなそんな、名乗るほどの者では……お気持ちで十分ですよ。
    執筆頑張ってください! 公開楽しみにしてます \(^▽^)/
  • 本文中にお名前入れようとおもってたのですが、あとがきにお礼の言葉といっしょにお名前明記させてください。

    だって、私このような短歌つくれるって思われちゃうでしょ(笑)

    一話目短歌入れ込んで、出来てますので、もうすぐ公開します。

    木村の里帰りは、全三話の予定です。
    ご協力ありがとうございました。
  • おおおお! もう公開されてるんですね!
    わーい、早速読みに馳せ参じますよ。
    本編では最後まで謎を残して去っていった男、木村巡査の休日、超気になります。
  • こんばんは!

    またまた、すいません。お忙しいと思うのですが短歌お願いしてもいいでしようか?

    木村の番外編は、終わったので今度木村と雪姫の現パロを書こうと思ってます。
    読者さんに妄想シチュエーションをききまして、とりあえず第一作は、先生と生徒ものです。
    木村が古典の先生。雪姫はその生徒。で、短歌なんですが、雪姫は木村が好きな設定。
    授業中、先生のことが好きと思う短歌、季節は春。
    もう一首、季節は初夏で、先生にキスしてくださいって短歌。

    これを受けて木村の短歌。いいよ、してやるよって感じの短歌がほしいのです。

    合計三首になるんですが……
    あつかましいですが、お願いします。

  • こんばんはー
    凄い、どんどん世界が広がっていますね!
    雪姫が恋する乙女になっているとは、本編とはまた違った印象になりそうな予感がします^^ 楽しみです。

    十代らしい恋の歌とその返歌というわけですね。
    頑張ってみます。(少々お時間ください><)
  • ありがとうございます。まってます(笑)

    読者さんから、ふたりがラブラブなとこみたいというご要望がありまして。
    もう、番外編なんで、なんでもありです。
  • お待たせしてます——
    とりあえず、春っぽいのを二首程捻り出してみました……十代のフレッシュな感性が戻ってこない我が身です(がびーん)

    (1)君越しの空の青さに映え渡る ソメイヨシノの愛おしきかな
    (あなた越しに見る空は鮮やかで、青に映えるソメイヨシノはなんて愛しいんだろう)

    現代設定なら、むしろ現代歌っぽくてもいいのかな(?)とちょっと思いました。(古典にソメイヨシノ無いですし・苦)
    木村先生が黒板の前に張り付いて授業するタイプだとしたら、ちょっと成立しないシチュエーションですが……。(教室を歩き回ること前提)

    (2)ひさかたの光うららかなる春の君の姿の麗しきかな
    (光の穏やかな春の陽気の中に立つあなたの姿は何て素敵なんだろう)

    ちょっと古典よりにしてみました。
    好きを実感するなら、やっぱり詠嘆かなあと。
    春の日差しがパーッと教室内に差してきて、木村先生にエフェクトがかかるという自然現象がプラスアルファされています。

    一応、ばくっと和歌とか万葉集調べてみたんですけど、直接的に「キスして」表現が無いんですよね……どうしたもんか……。こちらはちょっと困ってます。露骨すぎると後朝っぽくなっちゃうし、現代の十代女子と教師だとアウトライン超えたらまずいですよね。
    初夏なら、爽やかな感じをイメージされてると思いますので、もう少し考えてみますね。
  • ありがとうございます!

    (2)のお歌いいですね、こっちをつかわせてもらおうかな。木村が神々しいので(笑)
    いや、せっかくなんで、両方つかおうかな。

    キスの短歌すいません!難しいですよね。
    このキスは、即興で詠ませるのでキスって言葉入れてください、思い切って。
    現代短歌なら、アリかなと思います。そして、10代の無鉄砲な感じがでるかなー、なんて、わかったようなことを言いました。

    現パロ、みなさんエロを期待されてるんですよ(笑)

    爽やかじゃなくて、全然OKです!
    木村が懲戒免職になってもいいです(笑)

    よろしくおねがいします!
  • すいません、追加の情報。
    キスを迫る時、雨がふってます。

    短歌は二作ともつかわせていただきました。
    そして、題名はずばり「ソメイヨシノ」古博さんの歌からインスピレーションいただきました。

    あと、キス迫るとこまで書きましたので、大人しくまってます(笑)
  • 早っ、お仕事はっや! エピソード題まで、ありがとうございます。
    そして、読者様の肉食女子っぷりすごいですね。
    K点越え期待って、木村センセ——大変なことになってますよ——(笑)

    一応、雨ってことなので、新緑あたりをイメージしてみました。

    (1雪)さみだるる間もなほみだるる吾が心 物や問う間にキスしたまひぬ

    (五月雨の間もずっと私の心は乱れています。悩み事かと聞いている間があるならキスしなさいよ)

    (1木)心にもあらで この間もさみだるる乙女の心 キスしてよとや

    (この五月雨が乱れる乙女心とは思いもしませんでした。なのにキスしてと言うのですか?)

    語呂の都合上カタカナにしていますが、気になるようでしたら「接吻」なり「口吸い」なりにしてルビ打ってもいいかもしれません。
    パターン1は木村先生ちょっと意表を突かれて驚いてるバージョンです。


    (2雪)夏の夜の夢とて一夜の限りなく 恋すてふなりハーミアもヘレナも

    (「夏の夜の夢」だって一夜でおしまいじゃないんです。ハーミアもヘレナも恋をしているんです)

    (2木)恋すてふ くしき乙女の夏の夜の夢にいかでか入らんとぞ思ふ

    (恋をしているという神秘的なお嬢さんの夏の夜の夢にどうやって入ろうかと考えていますよ)

    古典を残しつつ現代歌に振り切れた上でシェイクスピアぶっ込んでみました。
    やりすぎたかな……。
    ドタバタ劇の最後は、ハーミアもヘレナもお互い好きな相手と結婚できたし、エロ期待なら、これくらい葉っぱかけてもいいのかな、と。
    (若干、天の声が「アウト——」ババーン。って言ってる気がする……)

    どうでしょうか……大丈夫かな……。
  • わーーありがとうございます!

    個人的には(2)が、いいのですが、お話のナガレ的に(1)を使わせていただきます。

    短歌とシェイクスピアの融合って、オシャレですねーー夜の夢ってのがまた、想像力をかきたてる(笑)

    さー木村先生はどこまで、がまんできるのでしょうか?

    ご協力ありがとうございました。
    いやーすごく上品な現パロに、仕上がりそうです(ほんとか?)
  • すいません! 質問。

    「物や問う間に」ってところの現代語訳、「四の五の言ってないで」って感じにしてもいいのですかね?

    古語辞典みてもよくわかりませんでした。

    とにかく、雪が先生にキスを迫る展開になってしまって、悩み事とかではなく、グダグダいいわけすんなって雰囲気になってしまいました。
  • すいません、何度も!

    「物や問う間」は「ごちゃごちゃ言う間」にかえて、勝手に公開いたしました(笑)

    よかったですかね。

    今回の短編、古博さんの短歌ありきだったので、とっても助かりました。そして、短歌にひっぱられたのか、けっこう官能的な仕上がりに。
    お時間ある時に読んでください。
  • いえいえ、こんばんは。こちらこそ、レスポンス遅くてすみません。

    この場合の「物」は物思いとか悩み事的な意味合いが強いですが、
    現代女子なら「見当違いなこと言ってんなよ」という意味でも、受け取れるかな……(?)

    「四の五の言わでキスしてたまひぬ」と言う表現に置き換えても、特に問題はないかと思います。
    (今から文言訂正も変かもですが)

    これから、こっそり拝読しに伺います!(すいません、夜間出没型なので・涙)
  • あ、「四の五の言わでキスしたまひぬ」でした。「て」いらないですね。
    語呂が悪くなっちゃう。

    続き拝読させていただきました——
    今のままでも、割とすんなり読み下せたので、
    「ごちゃごちゃ言う間」でもストーリー上問題ないかと思いました。
    現代版でも、雪姫の芯はやっぱり雪姫でしたね^^
  • 古博さま、お問い合わせ、ありがとうございます。
    いつもお世話になっていますのに、これまで、まともに短歌をうかがいにあがったことがなく、今回は是非拝読させていただきたい気持ちで一杯です。詩歌に添え書きは付き物ということで、ご参加頂ければ幸いです。
  • 友未 哲俊さま

    ありがとうございます!
    こちらにもコメントいただき、お手数おかけしました。
    では、いそいそと参加させていただきます^^
  • 古博さま、そうなのです。殊に、友未のように気紛れな人間が、その時々の気分で自主企画に参加するために抜き書きしたり、良かれと思って別のアルバムに組み換えたりし続けていると、ゴチャゴチャになってしまって、何だコイツ、どこを覗いても同じ作品ばかりじゃないかとお叱りを受けそうな気がしています。幸い、詩も歌も作品数はそれほど多くありませんので、詩歌に関しましては一晩で整理を終えて再公開させて頂くことができました。メインの「別の詩」からも詩歌を省いて、スリム化して完結させなくては …
    宛先に迷いましたので、こちらのページを再度、無断使用させて頂きました。申し訳ありません。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する