澄田こころ様
短歌のお声がけありがとうございます。
ひとまず、それっぽいかなあと思うものを三首ほど考えてみました。
(1)誰ゆえに乱るる心わたつみの たゆたふ波間秋風ぞ吹く
(私の心が乱れるのは誰のせいでしょうか。秋風のせいで海面が揺れるのか、揺れる海面に秋風が吹くのか)
含みが強いかなあという点と、ちょっと女性的な印象もするので、シチュエーションが限定されそうですね……どうでしょう。
モテる木村には似合いそうですが(笑)
(2)潮風にたなびく雲よ もろともに哀れと思え在りしふるさと
(潮風にたなびいている雲よ、私と一緒に昔の故郷を懐かしんでおくれ)
ご領地がだいぶ様変わりしてしまったこと前提になりそうな感じですが、一応、記憶の中の故郷と現状を見比べて、ふっと口ずさんだ感じにはできるかも……落とし所どうしましょう。(汽車の中で詠んでも良いかも?)
(3)在りし日のくにを思ひてみをつくし 眺むるわたの原や尊し
(かつて国の行く末を思って国もとを離れ、戦い終えてこうして眺める海原はやっぱり素晴らしい)
「くに」に日本国とご領地の両方を含んで、
「みをつくし」には身を尽くしと澪標を掛けてみたんですが、
国もとで詠んだ感は出るかなぁとは思います。
忠祟さんって、割とストレートに気持ちを詠む男前な歌が多いような気がするので、もっとイメージに近いものができたら追記しますね。
上の例から、もっと「こんな感じ!」ってリクエストあればリテイクしますんで、遠慮なく仰ってくださいな^^