昨日でめでたく活動7か月目を迎えることができました、yokamiteです。紆余曲折ありながらも、まさか飽き性の僕がここまで一つの事に熱中することができるとは、自分で自分に驚いています(笑)。
なんか一か月ごとに節目を祝うのって、束縛強めの恋人みたいで気持ち悪いと思われる方もいらっしゃるかもとか思ったり思わなかったりするんですが、まあそこはご愛嬌ということで。
最近、僕の筆が遅いという話は口癖のようにしていると思うのですが、その原因のひとつとして、新しいエピソードを執筆するのと同時に、過去のエピソードの推敲を進めていることがあります。やっぱり過去の自分と現在の自分は似て非なる存在といいますか、まるで他人が書いた文章かのような目線で俯瞰的に見ることができるので、誤字・脱字に気付いたり、細かな表現のニュアンスにテコ入れしていったりなどなど、作品全体の完成度を少しでも高めるため、ちょっとずつですが作業を進めています。
そうすると、新たな気付きを得ることもあるのです。そう、これまで結構な文章量を書き上げてきた(と自負する)僕が自分の文章を読み返すと、とある癖のようなものが記号のように浮かび上がってくるんですね。
どこぞの大臣の迷言風に言ってますが、これは本当のことです。例えば、僕はどうやら登場人物の心理描写や場面ごとの風景描写について「皆まで言わんでよい」とされるところまで書いてしまう愚かな癖があるということ。ある程度はアバウトに描写しないと、読者様にとって伏線回収に気付く喜びや、自身の想像力で足りない部分を補っていく楽しみを奪いかねないのではないかと、今になって冷や汗だらだらです……。
難読漢字・難解表現を多用する作風については、予てから自覚していますし、これは変えるつもりもありません。というのも、僕は幼少期から池井戸潤先生や百田尚樹先生のようなメジャー作家の方の作品を読み耽っていたので、難しい漢字・表現を読めた時のクイズ番組で出演者よりも早く回答できた達成感にも似た、知的好奇心が満たされる感覚が得れること、そして同じ表現を多用せず、バラエティに富んだ言い回しをすることで作品それ自体に深みを持たせ、登場人物の知的水準が一段階上がっているような錯覚を覚え、没入感があることなど、そういった作風に惹かれてこの世界に飛び込んできた背景があります。以上、明確な狙いがあって「刺さる人には刺さる」的な作風を目指しておりますので、ここは素人なりに譲れぬ点なのです。受け入れにくく感じられる方は「素人が粋がって難しい漢字使って読者を煙に巻いとるだけじゃないか」と笑ってやってください。
あーあと、見返せば見返すほど、そして最近は書けば書くほど思うのが「一文が異様に長ったらしい」ことですね。これは改善の余地大アリ。間違いなく喫緊の課題です。もうこの近況ノート書いてる最中に自分で「読みづらい文章だなあ」と思ってます。
ただ、この点につきましては改善点が分からない(分かってたらとっくに改善している)ので、自分でも研究段階って感じですね。最近は"、"を多く挟むことを意識して文章を書いていますが、それでも長いもんは長い。下手すれば100文字くらい"。"が行方不明の文もあります。これはどう考えてもヤバいですよね……。
原因は分かってます。それは僕が法学畑出身(今も土いじくってる身ですが)の人間だからです。六法全書開いたり、裁判所の判決文とか見たら分かると思いますが、法曹界に身を置く先人たちは何故か文を適度に区切ろうっていう発想がないんですね。見事に染め上げられました。
なんとか矯正していきたいところですが、こういうものはそれこそ「癖」ですからね。意識して集中力尖らせてないと中々治りません。でも大丈夫。何処の誰かも分からない著者の論文見るよりも、お世話になっている他作家様の作品を片っ端から読み漁り、まずは目の癖から矯正していくことにします(笑)。
まあその他にもツッコミどころは枚挙に暇がありませんので割愛しますが、もし親愛なる読者様の中で、僕の作品について何かお気づきの点などございましたら、一切の遠慮なく、ご教授願えましたらこの上なく幸いです。もう本当に、最近の拙作のPV数はあっぷあっぷ(意味的にはだうんだうん)の状態で、いつ溺れ死んでもおかしくないので「やれることは全部やってから死んでやる」の精神でとにかくアイデアを求めています。「こんだけ長ったらしいノート書いてる暇があれば毎日更新しろ」というのが一番ごもっともな感想かと思うのですが、どうか作品の内容に関することでご意見など伺えればと思います……。
口を開けばネガティブ発言の面倒臭い素人風情で恐縮ですが、今後ともよろしくお願いします。いつもつまらない近況ノートに反応してくださっている方々、拙作をお読みになってくださっている方々には、改めてお礼申し上げます。