大好評連載中の我が作品『神捨て場』は、いうまでもなく恐怖小説でありデスゲームが題材です。
デスゲームとは、これまで様々な人々が分析してきたように二つの類型に別れます。すなわち『巻き込まれ系』と『自発参加系』です。圧倒的に多いのは前者で、好き好んでデスゲームに参加したがる人間など多いはずがないのを鑑みれば当然であります。
本作の主人公・渕山もまた前者なわけですが、渕山がでくわす『神捨て』の参加者達は後者です。つまり、本作は両者のいいとこどりを目論んでもいるわけです。
それにしても、最新話ではついに博尾達の真の目的が……部分的にせよ……明らかになりましたね。バーチャルが現実へと侵食していく課程をも、お楽しみ下さると幸いです。