只今、更新しました少年と亡霊妃の人物設定です。
フュール・デリタス¦人間 男 享年46
生まれつき視力が低く、二十歳を迎える頃には、ほぼ盲目となっていた。
しかし、色彩を捉える能力が異様に発達していた。
絵は二十歳から始め、三十の頃にテレスティアと出会った。
《霞の君》は四十を越え、テレスティアと最後に会った時の、別れの後ろ姿を描いたもの。
トリメア・メギヘリストス¦魔人 無性
サナルカ以上の研究狂いであり、思考と体の速度が違う為、その口から発する発言は、基本的にあまり意味を成さない。
一般的な倫理観というものが、欠如しており、その性格はあのサナルカでさえ、狂人と呼ぶ。
どっかのボ卿から、倫理観的なものを、八割削ぎ落とした様な奴。
嘗て、こっそりと人界に入り込み、辺境で好き勝手に実験研究を繰り返していた所、サナルカに見つかり、一昼夜に及ぶ戦いに発展。
勝負はつかず、辺境の環境を激変させ、百年以上経った今も影響が残っている。
性別に関しては、その日その時その瞬間で、気分で変わる。
実験として、他の生物の種を得て、新種の生物を魔人である己の胎内に宿せるかと、実験を行った事もある。
因みに、サナルカは過去にその実験の母体として狙われた事もあったが、その時には、イザベラ・ハーフストンとの一件のけじめとして、母としての能力を自ら削いでいた。