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短にある死

一番短にある死について考えてみた。

まずは自分の体。これが一番近い、「眠るは死ぬこと、死ぬは多分夢を見ること」
ハムレットの有名なセリフです。今、私はその夢を題材にしたDream workerを書いているわけで、これが中々に難しい。死とは再生というのは火の鳥のテーマです。夢とは死して再生する作業だと私は思っています。

誰もがほぼ毎日、眠り、死に、夢を見ている。故に夢には神秘が宿る。この神秘を僕は安易にも扱ってしまったわけです。恐ろしいと思います。ポップにしないとエンタメにならない。エンタメにし過ぎると神秘が失われる。きっと、グリム童話くらいが丁度いいのだと思っています。僕はジャックの豆の木がとても好きです。あそこには神秘の全てとエンタメが混在している素晴らしい童話だと思うから。

夢とは、非現実的な現実を映さなければならない。夢とは無意味と意味の間をいかねばならない。中動がここにはあります。

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