小説の執筆環境についてなのですが。
ここ数ヶ月、わたしは小説の執筆にNolaというウェブベースのツールを使用しています。
ウェブブラウザ上でも使えますし、専用のアプリもあって無料で使える執筆ツールなんです。もし興味がおありの方は下記のURLをご覧ください。
https://nola-novel.com プロットから設定、登場人物までまとめて管理できるところが便利なので使わせていただいてます。執筆データはクラウド上に保存されるので、スマホ、パソコン、タブレットと環境を選ばないところも便利。
元々小説の執筆には縦書き対応のiTextというMac用縦書き対応のテキストエディタを使っていました。書き始めの頃はなぜか縦書きじゃないと小説の文章を書けなかったのと、ワープロは重くてあまり好きじゃないという理由でした。
ただ、長編を書いていると以前出てきたキャラクターの名前だったり設定だったりを忘れたりして、思い出すのに別のメモファイルを開いて見ないといけなかったりするんですよね。まぁフォルダにまとめて管理していればそう苦ではないのですが、やっぱり一括管理できるとなお便利に感じます。
それでその後、有料のSCRIVENERという執筆専用のツールを使ってみたり、Googleドキュメントを使ってみたりと試してみたのですが、それぞれに一長一短があり、今ひとつしっくりきませんでした。
執筆そのものに関しては、最初に使っていたテキストエディタが一番サクサク使えて快適でしたが、小説の管理面の必要性からあれこれツールを試すようになったものの、結局執筆環境の安住の地を見いだせなかったのです。
カクヨムや小説家になろうのエディタでも執筆そのものに関しては別に支障はないんですけど、修正作業程度なら別にいいですが長編小説を書くとなると、わたしのようなものぐさなタイプには色々と一括管理できた方がありがたい。
そんなわけで現在使っているNolaに今のところ落ち着いているのです。完全に満足というわけではないのですが、まぁそれなりにはという感じで。
ただNolaやカクヨムエディタも含め、ウェブブラウザーベースで使える執筆ツールってシンプルで便利なのですが、一つ、なんでこんな基本的な機能を実装していないのと思う点があります。
Windowsはどうか分からないのですが、一括置換ができないんですよね。
大抵のソフトではMacの場合なら⌘(command)+F、WindowsならControl+Fでページ内検索できます。それに加えて置換と一括置換の機能があることが多いのですが、この一括置換できないことに少々ストレスを感じます。エディタには必須機能のような気がするのですがどうしてないのでしょうか。
Googleドキュメントはそこはちゃんと押さえているんですけどねぇ……。あれで小説管理ができるような機能があれば申し分ないのですが、それ用のツールじゃないですから仕方ありませんよね。
Googleドキュメントに小説執筆ツールとして欲しい機能をスクリプト組んで自作しちゃってもいいんですけど、そこまでの気力も時間もないし……。
まぁ、一括置換したい状況になるのはわたしの場合基本的に執筆投稿後の話なので、カクヨムエディタにその機能を実装してもらえたら随分助かるのですけどねぇ。そんなに頻繁に必要というわけじゃないですが、たまに文字表記を全部変更したい場面があって。
リクエストしてみようかなぁ。