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『死にたい私の手を取るキミは』後書き

初めましての方は初めまして。西影です。

今回は『死にたい私の手を取るキミは』が完結したため、このような後書きを書かせてもらってます。ネタバレも含みますので、まだ読んでない方は閉じることを勧めます。




今作を書くきっかけとなったのは、『公募にチャレンジしたかった』という思いからです。そのために昔書いた一話完結の話を長編化しました。

内容は今作第1話、死にたいけど、勇気がなくて死ねないという場面です。その作品に響也は登場しません。ただ、死ねずに項垂れて終わる作品です。それに雫、響也、涼香、マスター、母親などのキャラを加えてストーリーを作りました。

そうして出来た『死にたい私の手を取るキミは』を公募に持ち込んだのです。結果は二次選考落ち。二度目は一度目の反省を踏まえて改稿したものでしたが、結果は同じでした。

もちろん凹みましたが、理由があるので仕方ありません。今作は非常に『よくある作品』のうちの一つに過ぎませんから。特別な捻りもないので、一次先行に通ったことすら奇跡みたいなものです。

ただ、せっかく作った物語。できれば誰かに見てほしい。そんな考えのもとカクヨムに投稿することにしました。

web受けしない作品のため、PVは取れなくて仕方ない。なんて思いながら投稿しましたが、実際にそうなると悲しいものです。投稿しても多くて十数PV,少なくて零PVの日もありました。

それでも毎話読んでくれる方がいてくれたり、感想・レビューをしてくれる方もいて、それが心の支えになりましたね。この場を借りてお礼をさせてもらいます。ありがとうございました!



というわけで、私の愚痴なりは置いといて作品の内容について語りましょうか。内容と言ってもちょっとした伏線の話ですが。本来読者に気付かせるものですが、私が話したいので話します(笑)

まずは今作で取り扱っていた『日記回』について。①〜⑫の日記は全て響也の日記になってます。①〜⑤まではギリギリ涼音が書いた(④からは響也の片鱗を見せてます)かな? と思わせるように書いてます。

⑥以降は完全に響也の日記っぽくしてますね。なので何人かは①〜⑤は『涼音の日記』と思われたり……仕方ないんですけど。それが目的ですし。気付いてくれてたのなら嬉しいです。

次にタイトル。この作品では『手を取る』描写が複数あったと思います。そのうちの一つに第1話で手を掴まれた人もいましたね。つまり、そういうことです。

本当はもっと書きたいことがありますが、長くなってしまうのでここで終わりにしようと思います。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。今作を楽しんでいただけたのなら幸いです。

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