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みんぱく👹

こんばんにゃー、正覚坊です!

「太陽の塔」で有名な大阪の万博記念公園。そこに、国立民族学博物館があります。世界各国原住民の生業や文化をテーマとして、さまざまな生活品や祭具を展示している博物館です。もうここが本当にすごくて、東西南北すべての古代人の生活や宗教が、色も形もとりどりの展示品を通して学べるのです!
私は特に、アジアゾーンが好みでした。仏教文化が混じってるので、やっぱり安心感(?)があります。

今回、私ははじめてこのみんぱくに行ったのですが、お目当ては特別展「交感する神と人〜ヒンドゥー神像の世界〜」でした。
この特別展では、ヒンドゥー教において、インド人が日々の生活の中でどのように神を祀り、神を親しみ、神に愛情を注いでいるのかをテーマとして、神像を飾る服飾や絵画などを展示しています。

私たちに馴染み深い神さま(仏さま)に、お地蔵さんがいますよね。お地蔵さんにおむすびを供えたり、傘をかぶせたり、水をかけてあらったり、はたまたお洋服も着せてみたり。話しかけたり挨拶もしたり、自然と手を合わせることも常なる話です。道端のお地蔵さんには、日本人は疑いなく深い親しみがあるのではないかと思います。
インド人も、同じです。宗教や信仰文化が異なるだけで、神さまへの接し方は日本人とあまり変わりありません。神さまに愛情を込めて沐浴させ、好みの食べ物を添え、おしゃれな服を着せ、幼少神にはゆりかごに乗ってもらう。作法や信仰する対象こそ違えど、信仰以前に「神さまに喜んでもらいたい」と思う気持ちや愛情は極めて自然で万国共通なのです。これやから、宗教はたまらん好きなんじゃ。

そうして生まれた煌びやかな装飾品などは、見事に美しいものばかりでしたね。さすがはインド、色使いがエキゾチックで派手です。ちゃっかり図録もゲット!これでいつでも復習ができます!
みなさんも、万博に行く機会がありましたら、ぜひみんぱくを覗いてみてください!一日つぶれます。


で、本日もイラストをのっけようとウキウキしてたんですが、なんだかうまく画像を貼れず……。
今夜は絵無しですが、ご容赦くださいませ。゚(゚´Д`゚)゚。
またそのうちに載せますので、なんのイラストを描いたかは楽しみにしていてください!!

2件のコメント

  •  うわーっ!! 民族学博物館めっちゃ好きです! 二回行きました!
     大学も民俗学系で、当時はアイヌやネイティブアメリカンといった先住民族の文化が大好きだったので。

     だいぶ前に行ったきりですが……立体展示物にすごく力が入ってて超いいんですよね。アイヌのチセ(家)とか、東北の道祖神的な巨大ワラ人形「弥五郎どん」とか印象に残ってます。

     そしてインドの信仰も気になるところです。仏教(特にヒンドゥーの神々を天部として取り入れた密教)にも密接に関わるところですしね。
     これも一緒に見に行けたら楽しかったろうなあ……。
  • 木下さん

    民族学博物館、いいですよね!
    おやまあ、木下さんは2回も行ってるのですか!すごいなぁ!

    大学が民俗系だったとは、レア!
    アイヌやネイティブアメリカンあたり、私は全然知らないのでぜひ教えていただきたいですね〜。

    私はインド・中国あたりがやっぱり好きだったな〜。一緒に行ったら、朝から晩まで居そうだわ笑。
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