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現代文の授業で「こころ」をやったのが楽しすぎた。。。

かの有名な小説、夏目漱石の「こころ」
きっと漱石は「下」に伝えたいことを詰め込んだと思うんですが、それは何だったのか……。授業で、グループごとに自由にテーマを決めて研究をする、ということをやったのですが、まあとにかく楽しかった。純文学が好きな民にとっては至福のひと時ですよほんと。数学とか超難しいし、あれはマジで日本語なのに日本語じゃないから。現代文最高。
実は、、進路は理系志望なんですけどね笑


私の班の研究課題は、先生はなぜ自殺したのか。
Kと先生の間に起こった出来事を時系列順に整理して考えることにしたんだけど、自殺のきっかけになりそうなことは二つの時期に集中してて、このやり方で攻めていったのは良いアイデアだったかなって思ってる。


レポートはイイ感じにまとまって提出できそうだから、ここでは私の想像で分析してみようかな、と思います。
先生は「波乱も曲折もない単調な生活」の中で、一人で考え込む時間が多かったと思う。人間の記憶って曖昧なもので、時間経つほど正確性は失われていく。
遺書のなかで、先生自身の悪事は書いてあるけど、先生の良いところは全然書いてなくて、逆にKは美化されているように感じられたんですよね。自分は大罪人で、Kは自分のせいで死んだ。だから、先生は、自分がKを殺したんだ、くらいのことを考えていてもおかしくないと思う。
先生が常に背負っていた「黒い影」は罪悪感とほぼ同じだと思う。自分はあの時こんなことをした、そんなこともした、とずっと後悔のような念を抱えていた。だけど人って、自分は悪い人間だと認めることは、できるようでできないもので、先生も自分は罪人なんだと心の最深部では信じてなかったのではないか。
Kは自殺したときに残した遺書で、お嬢さんの件で先生に裏切られた、というようなことは書いていなかったけど、先生は、心の表面では自分のせいだと思っている。
でも心の奥では、自分のせいだと信じることが出来なかったんだと思う。だから先生は、自分の罪を自分ごと消したかったのかもしれないなって、個人的には思います。罪を消すためには、自分も消えるしかない。それに、罪人である自分は価値がない。だから自殺に踏み切ったんじゃないかって。
こうして考えてみると、漱石は、罪とは何か、罪によって人間の価値はどう変わるのかを描いているように感じます。


勢いに任せて書いているんで文章めちゃくちゃだと思うけど、こういうのって考えれば考えるほどどう表現すればいいかわからなくなるから、そのまま公開しちゃいます。読みにくかったらすんません、、

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