緊急事態宣言も解除されルとかそんな感じらしいですが、在宅勤務は続くようなのでまあいつも通り。
前に何かのラブコメ作品の中で出てきた、「二人が付き合い始めたらラブコメはその8割は終わり」的な言葉がとても印象に残っています。
この作品も、主人公がヒロインと付き合い始めたわけですから、物語は8割ほど終わっているハズ。
というわけで残り2割となる第1章-5が始まりました。
正直なところ、読み手としては「主人公とヒロインがただイチャついているだけ」の作品は若干苦手で。
その上で「付き合ってない」とかならまあワンチャンあるのですが、やはり「付き合うに至るまでの駆け引き」が読みたいのです(個人の感想です)。
じゃあ書き手としてはどうかというと、やっぱりなんかこう……書きにくいねんな。
てわけであとがき。
第59話 穂積楓が企ててきた《計画》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218628622855ようやくの楓視点。
ここまで彼が何をしてきたかという話です。
ただなんというか、57話を書くためにこれを先に書こうとしたせいで、ちょっと急ぎ足というか、なんかこう、……もやっとする内容になってしまった感が若干あります。
それはそうと、今自分は「彼」という代名詞を使用しましたが、実は自分がミスをしていなければ一度も楓に対して人称代名詞を使用していないハズです。
これはあくまで「ヒロイン」として扱うために「彼」という言葉を使わず、しかし楓の性自認が男である以上「彼女」という言葉も使えなかった結果ですね。
物語においてはあまり意味のないこだわりのつもりですが、拓真が「楓を男女どちらと認識していいかを決めかねている」という表現と捉えても構わないかなと。
いずれどこかのタイミングで、本文中でも「彼」という言葉を使えればと思ってます。
第60話 彼女との《勝負》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218661526516今更言うのも何ですが、ここに来てサブタイが「《××》」ではなくなってます。
言うまでもなく、「《××》」のみのタイトルの場合は、「佐藤くんの失われた《××》」という意味合いになってます。
つまり、「失う」フェーズは基本的には終わったと考えて良いかなと。
てなわけで、ここから第1章ー5。
定番ネタ、お祭りデート回。タイトルを「勝負」としたのは、ここまで読んでない人からすると、「彼女」が誰を示すのか判らないようにするためだったりします。
なので当初は「彼女との《お祭り》」みたいなタイトルでした。
ヨーヨー釣りは自分の地元の、作中よりもっと小さい規模の祭りの定番でした。まあ、もう15年くらい行ってないので今は知りませんけども。
第61話 彼女との《過去》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218661672505本当はもっと悪意があって、暗い話にしたかったのですが。
自分の技量と性格では、どうしても悪意は書けないですね。
だからこそ、周防華夏という唐突な新キャラは私の善意だったりします。
名前の由来、花薊芳の花言葉は「裏切り」だったりはするのですが、まあそれにも意味があったりなかったり。
第62話 彼女との《約束》その①
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218686407006今まで「失われた××」としては「約束」というサブタイを何度か使ってますが、今回は「彼女との××」なのでナンバリングを初期化。
まあナンバリングしてあるだけあって、今後も何度か使う予定です。
というか、プロローグの内容的に、明らかにキーになってくる単語ですからね。
ただここで出てくる約束は、実はあまり関係あるようなないような。
正直なところ、この「ヒーローショー」という約束は、どのタイミングで使うべきか迷って、第2章に持ってくる案もあったのですが、ここでカードを切ってしまいました。
てなわけで。
ところで気づいたら火木土日更新だったのが平日更新で定着してしまってますね。
結構平日の日中でも読まれてるので、このままでも良いのかなと思う反面、ちょっと更新パターン変えて、ちょっと違った層の目に留まるようにしてもいいのかなとか思ってみたり。
考えることがやらしいですが、まあ、やはり読み手を求めるのが書き手の性といったところでしょうか。
てなわけで、以上、よろしくお願いします