• 歴史・時代・伝奇

簡単な自己紹介、創作物の注意点についてのお話です

新即物主義をすこれ!!!!




とまあ冗談はさておき(冗談では無いのですが)、初めまして。なぎの庭と申します。
まだ使い方すらよく分かっていないものですが、ご挨拶として簡単な自己紹介、私の創作物に関する注意点についてお話していきたいと思います。
芸術や歴史、民俗学等が好きなで、現在フリーターをしております。いつか放送大学に入り学芸員の資格を取りたいと思ってるど素人です。
あくまで素人知識でございます。何に関しても。素人なりに精一杯頑張っていきたいと思います。よろしくお願い致します。

私がこれから投稿していく創作物は、“新即物主義”と呼ばれる芸術運動に身を投じた画家たちの記憶を巡る追憶と希望の物語になると思います。それについてなのですが、



史実には忠実に寄せる努力はしていますが、事実誤認がある可能性がございます。



この“新即物主義”、欠点がいくつかありまして、そちらがその理由になります。
「曖昧」かつ「歪」「複雑怪奇」、「不安定」で「資料も少な」く、「誤解を受けやすい」。または、現在進行形で「誤解されている」芸術運動のひとつです。これがね!もう本当に複雑で。
彼らに共通する技法は“魔術的リアリズム”と呼ばれるものなのですが、この“魔術的リアリズム”の定義も曖昧で境界線が脆く、シュルレアリスムに隠れてしまっています。シュルレアリスムと境界が曖昧な兄弟姉妹技法の筈なんですけどね!なんでこんなに知名度に差があるんだか!
その弊害で“魔術的リアリズム”=“新即物主義”とするかという事でも意見が分かれているので、これが確定要素になるかと問われれば「No」なのです。よくわかりませんね!
ならば、彼らに共通する事とは。それは絶望と憤り、世界に対する恐怖なのです。彼らは第一次世界大戦を、史上初の総力戦を最前線で経験した世代なのです。戦争に恐怖し、戦後の世界に失望した。それだけが、彼らを繋ぐ欠片なのです。
そんな根底さえもが曖昧で揺らぎやすい新即物主義。彼らはその複雑さやその後の運命のイタズラもあり、人々の記憶から抜け落ちていきました。彼らの祖国で、彼らが今どのように人々の記憶に留まっているかはわかりません。
しかし、この日本では資料はほぼ壊滅状態。芸術通の方々に“新即物主義”の名を尋ねても首を捻られることも多くあります。つまりほぼ知名度0。Twitterで新即物主義について、長々とやいのやいのとやり取りしてるアカウントはほぼ私の身内。そんな状況です。悲しい。
あと1つ、政治的な話やアウトローな話も出てきてしまうんですね。彼ら。時代が時代ですし感情が感情なので。
そんな、曖昧な主義に私は恋をしました。
壊滅状態に近い資料をかき集め、海外の言葉の資料にも手を出し、彼らを探っています。
なので、先程も記しましたが誤認等もあると思います。非公式広告塔ではあるものの、完全に完璧な史実の再現は不可能です。史実には忠実には寄せますが、その事はご了承ください。
なお史実解説も一緒にやっていきます。

長々と書いてきましたがこれ最後まで読んでくださった猛者はいらっしゃるんですかね……心配になってきました…………。
最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございます。準備が整い次第、作品を投下していきますので、そちらの方にもお付き合いいただけると幸いです。

1件のコメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する