今回語っていきたいのは、本作品のヒロインの数についてです。
当初の予定では、この作品は瀬川由佳をメインヒロインとして、月宮千夜、水原涼音という風にヒロインの数を広げていくつもりでした。
しかし蓋を開けてみると、ヒロインは由佳一人になりました。その理由は、いくつかあります。
ただ最も大きな理由は、ストーリーが進行していく中で他のヒロインを出す必要がなくなってしまったからだと思います。
転機となったのは、第28話から第30話の展開です。この話を書き終わった時点で、他のヒロインを出す意味が薄くなったと感じたことによって、千夜及び涼音のストーリーは、大幅にカットされることになりました。
予定とはずれてしまいましたが、本作品の作風的にはこれで良かったと思っています。