皆様、あけましておめでとうございます♪
2025年始まりました。今年も変わらず更新していければと思いますので応援よろしくお願いします!
さてさて、ちょっと「ライナーノーツ」的なものをしてみようかと。
100文字位の恋の中で『山下達郎』さんの名曲になぞらえている作品がいくつかあります。
106話~110話が該当します。
★106話:冷たい雨
『スプリンクラー』-1983/9/28
私の生まれるずっと前に発表された曲。キャッチーなメロディと大正琴の織り成す不思議な音が調和し独特の切なさを奏でます。今でも古さを感じないところに達郎さんの曲作りの凄さを実感するところです。
『地下鉄の階段を泣きながら駆け下りていく君の後ろ姿』という歌詞があり、『地下鉄』とは表参道だそうで。今も昔も若者の出会いと別れの舞台という感じがします。また『スプリンクラー』は『流れゆく雨』の比喩であり、とめどなく流れる水を効果的に表現しています。
まぁ...悲恋ですね。叶う恋というよりは、叶わない恋。暗く寒いイメージですが、それも雨が押し流してくれる。弱い自分も受け入れて生きようという想いを込めました。
★107話:Ray Of Hope
『希望という名の光』-2010/4/14
今度は比較的新しい曲。震災で注目を集め、知っている人も少なくないのではないでしょうか?
『Ray Of Hope』はそのまま『希望という名の光』の歌詞に出てきます。私を照らす、あなたを照らす、人生を照らす『光』。絶望という闇から救い出してくれる温かさを感じます。終盤には「A Ray Of Hope For...」とコーラス含めリフレインし、まるで曲全体が祈りのようです。
『僕』を包み込む『彼女』の底抜けな明るさ。ですが決して暑苦しさはなく、優しく包み込んでくれます。二人の関係性は明言していませんが、人生の中で大きな転換点を迎えたのは言うまでもありません。
私も以前に『落ち込みきったら、後は浮かび上がるだけ』という言葉に勇気を貰ったことがあります。その言葉と『Ray Of Hope』が重ね、誰かを勇気づけられればいいなと想います。
...今日はここまで!
以降も2曲ずつ位ご紹介できればと思います。
皆さんも好きな曲、情景、シチュエーションに想いを馳せてみませんか?