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雑記4 宮川創作遍歴~小学生編~

 筆休めに。

 とあるユーザーさんの近況ノートに触発されて、自分でもやってみたくなりました。誰かの共感を得られればいいなぁ、と。
 まあ、それ以上に「テメーのことなんかキョーミねーよ!」な人の方が多いでしょうが、私はめげません。

 今でいうダンスィ一直線だった小学生低学年。クソガキな記憶しかないですね。
 そんな中、中学年にあがると同時に読書という文化に出会いました。
 最初に読んだのは、どこの小学校の図書室にもあろう『デルトラクエスト』シリーズです。ベルトにはまる七つか八つの宝石を探し、知恵と勇気でダンジョンめいた場所を冒険し攻略していく物語です。友人と競い合って借りた記憶があります。結局卒業するまでに、五回くらいは読みましたね。
 そのあとは、「こんなに本って楽しいんだ!」と読書の世界にのめり込み、休み時間はドッヂボールしかしなかった男の子が教室に残って分厚いハリー・ポッターシリーズを読む内向的な子になってしまいました。
 ハリポタの他にも、ダレン・シャンやドラゴンランスなど、海外のファンタジーを特に読み漁りましたね。そんな私に触発されたのか、母も色々ネットでシリーズものを大人買いして一緒に読んだりしました。
 ライオンボーイや鏡の中の迷宮なんかも読みましたが、一番ハマったのは『エラゴン』シリーズですね。
 ドラゴン系に元々傾倒していた私ですが、このシリーズをきっかけに頭までどっぷり浸かりました。『ドラゴンクエストⅧ』なんか、タイトルだけでクリスマスプレゼントに選んだくらいです。我ながら馬鹿だなぁ。
 小四の時の教師もエラゴンを読んでいたことから、ますますこの作品が大好きになりました。今でも時折開いては、「かーっ! パネエ!」とファンタジー世界にのめりこんでます。
 そのほかにも、小六の終わりまで、海外ファンタジーを読み漁って読みまくりました。何故か日本人作家の作品は頑なに読みませんでしたが、なぜでしょうね……?

 そして小学校高学年時代に、図書委員になった際に「小説書いて時間過ごすのもいいですよ」なんて冗談めかして言った先生の言葉を真に受けて、原稿用紙を持参して書き始めたのが今に至る全ての始まりだったと思います。
 半年かけて書いた作品は、デルトラクエスト丸パクリのストーリー。クラスのみんなに読んでもらったという黒歴史があります。幸いなのは、その中身を一切思い出せないことです。いや、本当に良かった。
 しかし、そのせいで同学年に「小説家がいる!」などと噂として駆け回って色々と恥ずかしい思いをしました。子どもの噂力ってこえーです。

 その後、宮川少年は、兄によってパソコンの世界に興味を持つようになってしまいました。
 始まりは、猫っぽい顔文字みたいな顔したキャラクターが踊る動画でしたか。それを見せられて、「ぱそこん面白い!」と自分でローマ字を教えてもらって触るようになりました。おかげで英語の授業は覚えが良かったです、ええ。
 それで、ネットサーフィンする小五男子ができあがったわけですが、そこでまた出会いが。
 それはネット小説を投稿する小さな小さなサイトです。そこは二次創作が主で、そこには当時ドはまりしてたドラゴンクエスト専用の二次創作枠がありましたね。
 読むうちに自分もまた書きたくなり、ドラクエⅧの二次創作を投稿したのが、ネット小説作家としての始まりです。
 んん? ネット小説が先だったかな、黒歴史が先だったかな……まあ、些細な差でしょう。
 ネットというのは怖いもので、ちょいと探せばまだ初投稿作品が見つかったりします。お、恐ろしい。
 そんなわけで、そのサイトで過ごすこと四年ほど。中学校の終わりまで、そこで書いてました。
 別の二次創作に手を出したり、一次創作を書いてみたり。
 今の下地はこのころ作られたのでしょう。小六になるころには、ト書きや台本書きはしなくなっていました。タイピングもすごく上達しましたね。

 小学生時代の創作遍歴は、だいたいこんなものです。
 なかなかこんなに早くネットの世界に浸かる輩もいないんではないか、と書きながら思ったり。いまさらながら、いやほんとなげーですわ、ネット歴。
 この遍歴で、共感を得られたらいいな、とかのたまう勇気とは。
 そしてネット小説作家デビューの早さの割に『トゥリエス』の出来がアレなのは、その、ブランクとかありまして、その、ええ。
 そこらへんも、今後の雑記で書けたらな、と。もはや自分の遍歴を晒したいだけになってきてます。それでも私はめげない。
 以上です、何かご意見があれば遠慮なくどうぞ。

3件のコメント

  • こんばんは、しちみです。
    題名見てすっとんできました(>▽<)

    『デルトラクエスト』懐かしい! 私も、学校の図書室でちらりと手に取ったことがありました。借りて読みはしなかったので、どこまで読んだかはあまり覚えていませんが……何故最後まで読まなかったのか……。忙しかったのでしょうか。

    執筆デビューもネットデビューも早めだったんですね。宮川さんの黒歴史、ちょっと読んでみたいです。

    その後の遍歴も楽しみにしています! 私も気がむたときに続きを書きますね。
  • >>しちみさん

     こんばんは。コメント、ありがとうございます!
     まさかの反応の速さに、戦慄と喜びを禁じ得ません。

     私も書きながら思い出して、懐かしかったです。確か、三章仕立てでかなり長いシリーズでしたので、数の暴威に気圧されたのかもしれませんね。

     執筆デビューの早さに自分でも少し驚きながら、自分の方向性が早くに定まってよかったと思ってます。ですが、まあ、ネットデビューの早さはすこし頂けないというか、不健全ですよねぇ。おかげで眼鏡デビューも早かったです。
     黒歴史は明かしてはならぬから黒いのです。たとえ倉庫を漁って見つけたとしても、燃やしてやりましょう……!

     その後の遍歴も、気分さえ進めばすぐにでも書き上げちゃうと思います。しちみさんの遍歴も、楽しみにさせていただきますね。
  • >>堤・サーノ・カイムさん

     おはようございます。コメント、ありがとうございます!

     小学生時代の後半は本を読むことで消費されていた記憶しかないです(笑)
     小説に関しては、まあ、年齢相応の作文めいたナニカでしかなかったのですがね……。

     小学生の身分で小説書いてる奴なんて、そりゃあ珍しかったでしょうね。ちょっとした有名人になれたのは確かです。
     おや、堤さんのネット作家デビューは最近ということになるのですかな? それであれほど書けるのは素直に尊敬いたします。自分など、これだけ長く書いておきながら上達具合は頭打ちですからね(汗)

     うらやましがられるほどの誇れる遍歴ではないですが、それでもなんだか嬉しくなっちゃいます。書いてみて良かったです。
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