日差しが急速に変わってきて、ちょっと近所に出ただけでも風景に美しさを感じる季節になってきました。気に入った景色を写真に収めてみようかなと思うと「ここに電線いらないな」などということが気になったりします。
写真に比べて絵は、描きたいものを描いて描きたくないものは描かなくていいというところが優れている、といったようなことをよく聞くなあなどと思ったりします。
小説も、美しいと感じたものだけを書いて、そうでないものは排除することができるというところは同じだなと思います。本当に、きれいなものだけで作られていて素敵な作品ってあるよね、と思います。
そうなのですが、矛盾するようなのですが、電線があることに情緒を感じる時があるように、たまに美しいといわれるものだけで作られた作品に接すると、疲れてしまうことがあります。
多くの人が認めていない美しくないものとか、意味のないものとか、正しくないものとか、そんなものの存在を許して欲しい。景色の話にしろ、世界観の話にしろ、生き方にしろ。そういう気持ちが自分の中にあるので、自分が作品の中に何をどう書いていくか、たまに悩んでみたり。。。?
近況ノートをしばらく書いていなかったので、生きてます!ということを表すためにちょっと書いてみました。