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受験と悲しみよこんにちはと今書いてる物語

 受験。懐かしいなあと思うけど、やっぱりもう二度とやりたくないかな(笑)。でも、あの受験シーズンが始まる前の、クラス、いや学年全体の「いざ出陣!」という雰囲気、「お互い勝って帰ってこようぜ!」というあの感じはすごく良かったなあ。無論女子同士だとそういう言葉遣いはしないわけで、「頑張ろうね!」とかになるわけだけど、こういうのってやっぱり男言葉がサマになる(いつもかっこいいのは男子ばっかでずるいなあ)。進学校だったからやっぱり受験は最大のイベントだったわけで、推薦入学を決めていて暇だった友人が、「…なんかみんな羨ましい」と言ってたっけ。こっちからしたら何贅沢言ってるんだと思ったけど、でもわかる気はした。
 「悲しみよこんにちは」。多分20年ぶり(もっとか)くらいに読んだ。やっぱり好きだなあ、と思ったのと、これは久々に読む本全部に共通してるんだけど、登場人物たちの年齢に戸惑う。昔ティーンエイジャーだった頃には三十代とか四十代ってかなり年取った人たちのように思えて、頭の中にもそういう映像が現れてたんだけど、アンヌ42歳だって…そんなにトシじゃないじゃないか。なのに頭の中にはティーンエイジャーだった私が描いたアンヌが——六十代くらいに見えるアンヌが——いて、今読むとなんだか違和感があって困る。ちなみに「シェリ」のレアもそう。あれ、大大大好きな物語なんだけどなあ。若くで読みすぎたのか…。あんなに何度も何度も読んでなければ、今頭の中に違うレアが現れてくれたのかもしれないけど。残念。
 今書いてる物語。これは春の物語なので、来月には仕上げたい。ちょっとスピード上げないとなあと思っているところ。「9日間」と「魔法使い達へ」との繋がりがあるからそこがちょっとtrickyではある。現実世界の物語の方がよっぽど簡単だけど、でもこういう物語が好きだから仕方ない。Write on.
 
 

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