このところ、創作論的なノートが続いております。
書きたいこと書いてるだけなんで、
タイトルほど大したこと書いてる訳でもないんで、
サラッとお読みいただければですけれども。│ ᐕ)ノ
作者様ごとの世界の描き方ってありますよね。
物語を書く時、何を重視して描写するか。
つまり、その作者様が書かれた物語の中で、
セリフや地の文を含めて、書かれた文の内、最も高い割合を占めている描写は何か?
って話なんですが。
例えば、世界の空気。
・雨が窓を叩いている。
ってシンプルな文章があるとしまして。
・たんとん、と雨が窓を叩く音が聞こえる。
とかって、主人公の五感(ここでは聴覚)に沿った文章にしたり、
・窓を叩く雨の音が、じめっとした気持ちにさせてくる。
主人公の感情を乗せてみり、
・雨が窓を叩く音、雨の匂い、湿り気のようなものが室内に満ちている。
空間全体を描写しようとしてみたりとか。
あるいはこの時の主人公の気持ち。
・雨の音がうるさい。
と一言で書くのか、
・雨の音が窓を叩く度、イラッとした気持ちになる。
ストレートな感情をぶつけるのか、
・ああ、どうして雨の音というのは、こんなにも気持ちを乱してくるのだろう。
みたいに、想像の余地を残しつつ不快感を表してみたり、
・やたら耳に残る音を奏でる雨のように、僕の心はじっとりと沈んでいく。
とかって、感覚と感情を連携させたりもできるわけです。
(パッと思いつきで書いた文章を乗せてますので、あまり深い考察はしないでくださいまし)
こんな感じでまあ、いろんな描写の仕方があると思いますが。
何を描写したいか、
あるいはどんな描写が得意か、によって、この辺の割合は様々だとは思うんですよね。
わたしは感情重視の書き方が多いので、
一人称視点で感じた感覚を起点に、感情を重ねる書き方を好みますが、
もっと深く感覚、あるいは感情に特化した書き方をされる方や、
世界の描写は簡単にサラッと流して、物語の進行を重視する方とか、
そもそも、地の文はおまけで、キャラの掛け合いで進める方もおられるでしょう。
勿論、作品によって使い分けておられる方も多いと思います。
実際、自分の文章を完全に客観視するって難しいんでですね。
わたし個人としては、自分の文章はしつこいよなぁとか思うんですけど。
割かし好意的に、表現が豊かとかお褒め頂けることが多いんですよね。
それは勿論、素直に嬉しいんですが。
自分の理想形にはまだ遠いなあとか、本人は思ったりしてます。
上を見続けてはきりがないんですが、
上を見ないと成長も無い訳で。
またわたしの物語って、ストーリーの進行度は牛歩ですので、タイパ重視の方には合わないんだろうなあとも思っています。
そういうのも含めて、好み、というものなんでしょうけどね!
あ、ストーリーの組み立て方とか、
アイデア、展開力とか、そういうものは別のお話です。
ま、
わたしの作品を読んでくださる方とは、
要は、わたしの書き方とかを好んでくださったり、共感してくださる方、という事なんでしょう。
と、自分に言い聞かせて、今日もわたしは書き続けるのです。
いつもお付き合いいただき、ありがとうございます!
とりとめもなく語りました"(ノ*>∀<)ノ
活動報告がてら毎日更新してるノートですが、
ええ加減ネタが無いんで、
なにか取り扱って欲しい題材とかあったら、お寄せくださいΣ(ノ≧ڡ≦)☆
今日は二本、
【真夏の仮面舞踏会】と【見たものを見たまま】を更新しました。
よろしければお立ち寄りくださいませ。
では( *˙꒳˙*)ノシ
本日の更新分↓↓↓
【真夏の仮面舞踏会】13話
https://kakuyomu.jp/works/16818792437467008569/episodes/16818792439001813723【見たものを見たまま】せみふぁいなる
https://kakuyomu.jp/works/16818622172967382195/episodes/16818792438989554977